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｢早く菓子折り出せコラ、やつ橋、くずきり、そばぼうろ｣
｢しゃけ｣
京都に行けないことを知ったか
釘崎さんのお口が悪い
｢怖っ…｣
京都校 三年
西宮桃
｢乙骨がいないのはいいとしテ
1年2人はハンデが過ぎないカ？｣
京都校 二年
｢呪術師に歳は関係ないよ
特に伏黒くん、彼は禪院家の血筋だが宗家より余程出来がいい｣
京都校 三年
加茂憲寿
加茂という男の一言に禪院先輩の機嫌が悪くなった
｢(なるほど、この2人は仲があまり良くない)｣
｢はーい内輪で喧嘩しない｣
｢まったくこの子らは｣
準一級術師京都校引率
庵歌姫
｢で、あの馬鹿は？｣
｢五条先生は遅刻です｣
｢
｢誰もバカが五条先生だと言ってませんよ｣
｢おまたー！！！！｣
挨拶がてら雑談を交わす私達に
いきなり現れたバカ、もとい五条先生
何やら怪しいものを持っている
どうせドッキリグッズとか庵先生とかへの当てつけだろう
｢五条悟！｣
あぁ、バカが来たせいでまた一触即発の雰囲気だ
｢やぁやぁ皆さんお揃いで、私出張で海外に行ってきましてね｣
｢急に語り始めたぞ｣
｢はい、お土産
京都の皆にはとある部族のお守りを｣
｢歌姫のはないよ｣
｢いらねーよ！！｣
勝手に漫才を始めないで欲しい
｢そして東京都の皆にはコチラ！！｣
｢ハイテンションな大人って不気味ね｣
どうやら私たちのお土産はあのデカブツらしい
｢嫌な予感しかしない｣
五条先生がダンボールに合図を送る
何をやっているんだろう
すると動くはずのない無機物が
ひとりでに動き出した。
そして中からでてきたのは
｢故人の虎杖悠仁くんでぇーす！！！｣
死んだはずの
｢はい!!おっぱっぴ!!!｣
同級生だった。
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作者名：久遠 | 作成日時：2020年12月27日 1時
