今日:1 hit、昨日:26 hit、合計:8,021 hit
小｜中｜大
41 ページ2
京都校との一悶着の後
私たちは今までと変わらず訓練に勤しんだ。
そして当日────
｢なんでみんな手ぶらなのー？！｣
交流会は釘崎さんの一声で始まった。
｢オマエこそなんだその荷物は｣
｢何って…これから京都でしょ？｣
｢｢｢？｣｣｣
みんなの頭に？が浮かぶ
｢京都で姉妹校交流会…｣
｢京都の姉妹校と交流会だ｣
東京でと取ってつけたように言う先輩
残念がるように膝を着く釘崎さん
｢(楽しそうだな)｣
｢道理で最近会話が噛み合わないわけだ｣
｢ですね｣
｢すごく京都のカフェを調べてると思ったら…｣
｢去年勝った方の学校でやんだよ｣
｢勝ってんじゃねーよ！！！｣
辺りにキレ散らかす釘崎さん
いつも通りで安心する
｢俺らは去年出てねーよ｣
｢去年は人数合わせで憂太が参加したんだ｣
｢"里香"の解呪前だったからな｣
｢圧勝だったらしいぞ｣
乙骨先輩、元気だろうか
入学したら一緒に任務でもと思ったけど
｢(海外だもんなぁ)｣
そう思っていると
｢おい、来たぜ｣
ゲストの登場らしい
｢あらお出迎え？気色悪い｣
｢乙骨いねーじゃん｣
京都校の皆様だ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 56人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：久遠 | 作成日時：2020年12月27日 1時
