君の青空忘れないで ページ41
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(your side)
亜｢ごめん、呼び止めて｣
『ううん、明日休みだし大丈夫』
繋がれた手を振り払えずに
2人して黙って歩いたはいいけれど
亜｢店、ないね｣
『うん…』
亜｢…やっぱ、｣
きっと続く言葉は
｢やっぱ、帰る？｣
帰りたくない。
離れたくない。
もう少し一緒にいたい。
『やっぱりこの辺はお店少ないね』
亜嵐くんの言葉を横取りして、
帰らなくて済むように。
亜｢俺、引っ越してさ…｣
『え、あー、うん』
亜｢ここからタクシーで割とすぐなんだけど｣
イケないこと。
亜嵐くんには彼女がいるのに。
亜｢うち、来る？｣
ダメだ、だめだ、駄目だ。
なのに、まだ離れたくない。
『…うん』
私がそう頷くと
亜嵐くんは何も言わずに
タクシーを探し始めた。
捕まえたタクシーに乗り込むと
手にさっきよりも
少し強く力が入ったのが分かった。
自然と、まるで癖みたいに
その手を握り返してしまった。
隣に座る亜嵐くんを見上げると
ふと目が合って
どうしようもなく
愛しい気持ちが溢れてきた。
『ダメだね、私達。』
亜嵐くんはキョトンとしてたけど
ダメだよ、私達。
離れよう、って
別れよう、って
連絡しない、って
もう会わない、って
どれも守れていないんだもん。
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れっどあっぷる(プロフ) - あぁ、やっと2人の思いが通じた気がします…!!このまま幸せになってくれればいいなぁって思ってます笑 (2018年3月8日 16時) (
レス) id: 04a559371b (このIDを非表示/違反報告)
蛍(プロフ) - 面白いです！続きめちゃくちゃ気になります！ (2018年3月4日 19時) (レス) id: 506614269c (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - みちるさん» ありがとうございます！好き過ぎるなんて嬉し過ぎます！いつも楽しみにしてくれてありがとうです！これからも頑張ります！ (2018年2月27日 20時) (レス) id: e57df57395 (このIDを非表示/違反報告)
みちる(プロフ) - はじめまして！二人の関係どうなるかといつもキュンキュンしたり、胸が締め付けられたりとしてます。話の内容が好き過ぎて、更新がいつも楽しみです！ (2018年2月26日 23時) (レス) id: 06e63d2317 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - えりなさん» ありがとうございます！気になるなんて…嬉しすぎます！！！更新頑張ります！ (2018年2月26日 22時) (レス) id: e57df57395 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さき | 作成日時：2018年1月19日 14時
