105 愛とか恋とかわかんなくなるお年頃 ページ22
「す、すみませんでした…」
そう言ってピューと逃げていった。
でも、そんな事は今はどうでもいい。部員たちにどう見られていたのかが重要！
ヤバイやつだって思われたら、この一ヶ月は…終わる。
「す、末次さん！！カッコいいです！！」
え？
「いや〜、言い返してくれて嬉しいです！」
「さすがマネージャー！」
「及川より言いそうだな(笑)」
皆が絶賛してくれている…！？
「良かった〜、ドン引きされなくて…」
「ドン引きなんてしねぇよw」
「ははっ」
私に話しかけてきた人は同じクラスの注目選手、大山誠。
優秀なミドルブロッカー。今回の合宿に参加する可能性は大きい。
「大山さんっ、仲良しなんですか！？紹介してくださいよ！練習手伝ってもらいたいのに…！」
「ははっ、いつでも手伝うよ！」
「有難うございます！！」
彼は２年生のセッター、村木奏。
彼も注目している選手。
「さあ、練習再開！！」
これらの人から決めないといけない…
むっず。
「末次さーーん！！終わったら自主練手伝って下さいねー！」
元気だな〜、村木くん。
こうやって練習をしているのを見るのも大事だけれど、マネージャーの仕事もしないといけない。
「立花ー！ごめん、遅くなった。」
「大丈夫ですよ！一軍の分は終わりました！」
「じゃー戻っていいよ〜」
「え！？」
「一軍メンバー見てないと、二軍に追い越されちゃうぞ(笑)」
立花に負担かけるのは嫌だ。絶対に。
まあ、この日々を頑張っていくしかないな…
106 目薬入れるとき怖くて目をつぶっちゃうときがある→←104 驚きすぎると一瞬全てがとまるよね
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
はちみつ檸檬 - ウサ山さん» 有難うございますー！面白い作品が届けられてよかったです… (2019年1月27日 20時) (
レス) id: 5964d6c924 (このIDを非表示/違反報告)
ウサ山 - はじめまして、ウサ山です！初めて、はちみつ檸檬さんのお話を読ませていただきました！めっちゃ面白かったです！次の更新も楽しみにしてます！ (2019年1月27日 19時) (レス) id: 740a34046d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：はちみつ檸檬 | 作成日時：2018年12月24日 0時
