目が覚めたら産屋敷邸だった件。3

101 ページ9

炭治郎side

ザザザザッッという流星群でも落ちたのか、という音が後方から聞こえた。


炭治郎(｢…！？なんだこの音…Aの呼吸の斬撃か…？！
鬼の首はAが言っていたようにやはり直ぐに斬れたがまさか融合しているとは…｣)




伊之助｢おい権八郎！！A太郎が言ってた通りにすりゃいいんだろ！？｣

炭治郎｢！あ、ああ！この先頭車両にある鬼の首を斬る！！｣

禰豆子｢むー！むーー！！！｣

炭治郎｢…！？ね、禰豆子！？どうしてここに
…！だめだ、ここから先は…｣

禰豆子｢むーむー、むー！！｣

炭治郎｢…Aにそう言われたのか？？｣

禰豆子｢むんむん｣ｺｸｺｸ

炭治郎｢そ、そうか…｣



炭治郎(｢Aのことだからな…何か策があるんだろう。
禰豆子を危険な目に合わせたくはないが…｣)


そう考えている時、走りながら禰豆子は背中へ手を回してきた。




炭治郎｢ね、禰豆子？｣

禰豆子｢…｣




ジ…っと此方を見つめる禰豆子。

その時の目は、いつぞやの矢印鬼を倒した後、珠代さんに預かっていようか、と提案された時、禰豆子が裾をきゅ、と掴んできた時の目に似ていた。



炭治郎｢…禰豆子…｣

禰豆子｢…むん！｣

伊之助｢おらおらもうすぐ着くぞ！！！！俺様が最初にたたっ斬ってやる！！
猪突猛進！！猪突猛進ー！！！｣

炭治郎｢ま、まて伊之助！！ここは協力して…｣

伊之助｢あ？！？俺様が1番に斬るんだよ！！｣

炭治郎｢伊之助！！Aにも言われただろう！！？！
こ、子分…のお願いを聞いてやれ！！｣



そう俺が言うと、Aの言ったことを思い出したのか、被り物のせいで良くは分からないが、ハッとした表情になった伊之助。





《伊之助くん、この先はとても危険です…。
私は加勢できるかわからないので、しっかり、ちゃんと、3人と力を合わせて斬ってくださいね。
1人じゃないんですから…。》





伊之助｢…チッ仕方ねぇな！！A太郎の言うことならやってやる！！

おら行くぞ権八郎！！子分その4！！｣


炭治郎｢俺は炭治郎だ！！そして禰豆子だ！！！｣

禰豆子｢むー！むーむーむー！！｣





_____________

ちょっとみなさん…見ましたか…ジャンプオンラインショップの鬼滅の新グッズ…

なにあれ…名刺…？だと…？
最高かよ。( ᷇࿀ ᷆ )( ᷇࿀ ᷆ )


あとキーホルダーも！！！
あの絵柄かわいい…あの絵本編とのギャップがあって良いですよね…( ˶ˆ꒳ˆ˵ )

102→←記念すべき100…！！！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す