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貴方side
善逸と山へ入り奥へ奥へと歩き進める中、不味い味ばかりが口に広がる。
(『…まじで不味い…うげっ』)
善逸｢大丈夫？Aちゃん…気分悪い？｣
『だっ大丈夫です！』
『それよりも…前の方からすごく濃い血の味がします。十二鬼月まではいきませんが…』
おそらく強めの鬼ですね、
と言うと分かりやすく怯える善逸。
善逸｢なっ！？…も、もう勘弁してくれよォ…｣
私の体にしがみつく善逸を引き剥がしながら歩く。
仮にも私は転生者だ。腐ってもオタク。そんなやつにしがみつくなんてことしたら心が持たない。
『…ち、ちょ、善逸くん、離れて…』
ください、そう言おうとしたらガサッと何か音がした。
というか先程からカサカサ、カサカサと小さな蜘蛛が足の周りに居るのだ。
(『…もしかしたらこれは…』)
そう思い音がした方へ顔を向けると
……人面蜘蛛がいた。
善逸｢こ゛んな゛ごどある゛ｩｩｩｳｳｳｳｳｳッッッ！！！？？？｣
やばい、ならもうすぐあの蜘蛛が…と思い刀を抜こうとすると
善逸｢ギャァァアアアアアアアアアッッッ！！！！！！？？？？｣
『えっ……！！！！！？？』
善逸が叫んだと思ったら突然体が浮き善逸に投げ飛ばされた。
……
善 逸 に 投 げ 飛 ば さ れ た
『っえええええええ？？？！！！！』
｢あっごめんつい体が…｣なんて善逸は言っているがそれどころではない。
(『ていうか腰にしがみついてそのまま投げ飛ばすとか腕力どうなってんだよやっぱお前強いだろ！！！！！』)
そう心の中で必死に叫びとりあえず着地する場所を探す。
『っくそ…！』
『天の呼吸 伍ノ型……！！
真珠母雲！！！』
____
______________
なんとか着地を成功させどの辺まで来たか辺りを見る。
周りに人は誰もいない。というか気配もしない。
するのは
_______________とても濃い血の味
(『…ここでこの味、ってことは十二鬼月
じゃあ近くに……』)
そう考えていると、
｢何。お前もうるさくしに来たの？｣
上を見ると、下弦の伍_________累くんが糸の上に立っていた。
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (
レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です！この小説累って生きてますか？ (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます！短編？面白かったです！体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：タラの芽 | 作成日時：2020年5月29日 14時
