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貴方side
いつまでも言ってくるこの男に嫌気がさす。
アオイちゃんはきっとしのぶさんに言われて私にこの人と会わせないようにしていたのだろう。
つかお前誰なんだよ。原作にもいなかっただろ多分。モブ?モブか?
『…あなたは私のことをご存知だとは思いますが
あなたのこと何も知らないんですよね。
せめてご自分の名くらい仰ってはいかがでしょう?』
「…まあそうだな。将来の柱の名くらいその頭に叩き込んでやらねえとな。
俺の名は北清俊賀。」
まったくそういう意味で聞いていないのに。
…都合のいい頭だな。
『では北清さん。ここは蝶屋敷、蟲柱・胡蝶しのぶ様が管理されている場所でありますが、
神崎アオイさんにこのような目の付け方をされていれば
当然、胡蝶様にあなたの情報は入っているかと思うのですが。
それを弁えてここにいらっしゃるんですか?」
そう言うとこの男…北清は押し黙り、ギリ、と歯軋りをする。
北清がなにか言いかけた時、誰か、覚えのある味と、知らない味がした。
これは_______
「北清じゃないか。こんなところで何をしている?」
「?だれ?錆兎?」
「…(柱候補の)北清俊賀」
角を曲がり出てきたのは
「っ…!み、水柱様、と…?」
錆兎と冨岡さん、あともう1人……この女の人…この人は…
「私は鬼殺隊、階級・丙、鱗滝真菰だよ。…もしかしてAさんかな?
錆兎たちから少しだけど話は聞いてるよ〜」
そう穏やかに話すのは、綺麗な水色の目をした真菰ちゃんだった。
(『…え、?!た、たしか真菰ちゃんも手鬼にやられたんじゃ…』)
困惑する私を他所に、水柱の2人は北清に話を進める。
錆兎「蝶屋敷に何か用か?胡蝶なら今留守のようだが…」
北清「あっあぁ、そ、それはですね…」
と急に敬語を使い出すこの男。
…あぁ、柱にはある程度気に入って貰っとかなきゃいけないもんね。
本当にそのくだらないプライド捨てろよ。まじだっせぇ…と思い少し睨むと、
アオイちゃんが意を決したように口を開いた。
アオイ「こっ…この人…!!Aさんを殺そうとしているです…!!!!!助けてください!!!!」
____________________________
土日にいっぱい更新するとかいっときながら全然できなくて本当にすみません…
真菰ちゃんは、最終選別から帰ってきた錆兎が手鬼について話し、怒りに任せてはいけないと助言され生存しています^^
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です!この小説累って生きてますか? (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます!短編?面白かったです!体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月29日 14時