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貴方side
『そうですね。確かに言いましたが…』
善逸「じゃあさ!ご褒美!ちょうだい!」
『っぅえ?!ご、ご褒美って言っても何したらいいか…』
善逸「ん〜…。あ!じゃあさ、俺が決めてもいい?」
『い、いいですけど…』
無理な願いだとできないな…
善逸は少し考えた後、
なにか閃いたような顔をし、
善逸「ねね、俺が食べさせてあげるから、Aちゃんが食べて?」
……
あーんってこと!!!?????
『は、ちょ、えと、どういう…?』
私がテンパってるのを余所に善逸は私の食膳から卵焼きを取り、
善逸「ほら、Aちゃん。
あーん!」
(『ヴぉねあやはまわ∡√∓∋Å⊗♯@☆!?!?』)
驚きすぎてもはや声も出ない。
善逸「ほらほら!はやくはやく!」
そう言って急かす善逸は箸を此方へ近づけた。
『は、ちょ、でも、あー、うー、…』
ええいもうどうにでもなれ!!!
と思い口を小さく開く。
『あ、あー…』
パクッ
卵焼きの黄色さと善逸の髪の金色に
あれ、善逸の髪って卵焼きだっけ?()と遂に頭が正常に働かなくなった。
善逸「かッッッかわい゛い゛〜〜!!!???」
あーやってしまった。もうこれ善逸ファンに殺られるわ。
善逸「んへへぇAちゃん可愛いねぇ…」
炭治郎「や、やめないか善逸!」
善逸「はっ!?なんでだよッッッ!!?
昨日は炭治郎にAちゃんは独り占めされたから!いいだろこれくらい!
それに音も嫌がってないし!炭治郎も鼻でわかるだろ!??」
その言葉に炭治郎はぐっ…と黙る。
確かに嬉しい。ちょー嬉しい。むしろこっちがご褒美だ。だってこんなことある??無いよね??うん無いよ(自己完結)
っていうかなんで善逸は炭治郎と昨日一緒にいたの知ってるの?ちょっと怖いよ?
それに…
『い、伊之助くん?どうかしました…?』
さっきから一言も話さずジーッとこちらを見ている伊之助。
舌が辛いから怒っている…のか?
善逸「ふふんっ!さ、Aちゃん、もう1口、あー……」
『え、も、もうご勘弁を…』
と必死でどうにかしようと思っていると、
伊之助「おいA太郎。」
と伊之助が言ってきたので、
『わ、私はA太郎じゃない…』
です、と言いながら振り向くと、
『…むぐっ……!?』
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です!この小説累って生きてますか? (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます!短編?面白かったです!体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月29日 14時