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貴方side
私のことを今回の柱合会議で話したいらしく、こないだは眠っていたため立ち会えなかったから今日は、ということで私にも出て欲しいらしい。
(『っはぁ〜〜!!緊張する!!どうしよ!?!柱だよ!?柱の人に会うんだよついに!?いやさっき既にあった人もいるけれども!!?でもさ!?ムリじゃん!?威圧感半端な!?え!?もう心臓バックンバックンだよ!!……ハッ…!まさか!これが胸のトキメキ…!?←』)
こんな馬鹿なことを考えていると外から騒ぎ声が聞こえてきた。
「〜!!〜柱なんて〜…!!」
『……炭治郎…』
今考えたら炭治郎ってすごいよね。あの柱にあの言動だよ。Wow…だよね。
しばらくすると御館様が出て、
その後禰豆子ちゃんの証明の話が終わって炭治郎が出ていく…と思っていた所だったのだが、ふと私の名が上がった。
耳を澄ますと、「彼女のことが心配なんだ!」と芯の強い声が聞こえ、『私は大丈夫だよ』と思っていたが、口より先につい足が出ていた。
私が大丈夫だ、と言い終わると炭治郎は隠の人に連れて行かれ、そこでハッとする。
『お、御館様…申し訳ございません、まだ呼ばれてもいないのに…』
そう言いながら深く頭を下げる。
御館様「いいんだよ。Aはいつでも優しいね。」
御館様に褒められつい照れてしまう…
よね。普通はね。でもね、すんごい目で柱の人達が見てくるの。もう怖いよね。死ぬよね。私の心が。
失礼しました、と柱の人達に礼をひとつし、御館様の隣に軽く礼をし正座で座る。
『お初にお目にかかります。皆様、私は…、』
と自分の下の名だけを名乗ろうとすると、御館様がそれを制した。
御館様「…A。
君はもう私たちと家族同然なんだよ。」
と小声で耳打ちされる。
…そういう事か。名字まで言えってことね。
『……失礼致しました。私は産屋敷Aと申します。』
手を前につき頭を下げる。
そう言ってから数秒後頭を上げると、柱の人達は驚いた顔をしていた。
(『…ん?いやまって、驚くの私の方なんだけど。』)
そこで私が見た光景は、本来柱は9人のはず…なのに、そこには11人の柱がいた。
(『…錆兎に、あれは…有一郎くん…?』)
いくら私が救済したからと言って柱までになるとは…
2人で柱を担って居るのだろうか。
そんなことを考えていると、御館様から私に対する説明がされた。
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奥山乃愛(プロフ) - 私鬼滅の刃のキャラ全員好きなんで累がもし生きてるなら嬉しいです……… (2022年6月9日 18時) (レス) @page19 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
奥山乃愛(プロフ) - すいません質問です!この小説累って生きてますか? (2022年6月9日 18時) (レス) @page11 id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 自分の名前でやったら無事キュン死できましたありがとうございました (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
MAER - こんばんわ!素敵な作品ですね!応援してます:) そういえば68話の最後の方「なほ」が「かな」になってましたよ! (2020年7月26日 22時) (レス) id: 7446762651 (このIDを非表示/違反報告)
コットンキャンディー(プロフ) - ちょっと遅れましたが続編おめでとうございます!短編?面白かったです!体調に気をつけて下さいね(*^^*) (2020年6月16日 23時) (レス) id: 5295ad42ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月29日 14時