検索窓
今日:18 hit、昨日:17 hit、合計:1,432,122 hit

41 ページ43

貴方side


そうこうしているうちに鼓の屋敷に近づいてきて、血の不味い味がし、思わず『う゛っ』と口を抑える。




善逸「だっだだ大丈夫!?!」

炭治郎「どこか痛むのか!?」

『い、いやそういう訳じゃなくて…味覚が…』





そう言うと炭治郎も鼻をスンッと嗅いで、






「…血の匂いがするな…でもこの匂いは」と言いそこに善逸が
「えっ?何か匂いする?」と挟む。





炭治郎「ちょっと今まで嗅いだことがない…「そんなことよりなんか音しないか?あとやっぱり俺たち共同で仕事するのかな」





…見事に言葉のキャッチボールができていない。





相変わらずだな…と思っていると、鼓の屋敷編で出てくる正一君とてる子ちゃんがいた。





そこへすかさず炭治郎が走る。





炭治郎「じゃじゃーん!手乗り雀だ!!」





(『はぁっ……尊!!?』)




原作でもアニメでも見たあのシーンを目の当たりにし



思わず天を仰いでしまう所だった。





正一くん達は力が抜けたのかヘナヘナ…と座り込み、化け物の家だ、と言う。




炭治郎「大丈夫だ 俺たちが化け物を倒して、兄ちゃんを助ける。」




(『はい!!!かっこいいね!?』)





と1人興奮していると、




(『っ!そうだ、この後確か男の人が…!』)



と、この後の展開を思い出す。





(『急いで向かわなきゃだけど…』)




いざとなったら伍ノ型で助けよう、そう思っていると




善逸「なぁ、この音何なんだ?気持ち悪い音…
ずっと聞こえる。鼓か?これ…」





炭治郎「音?音なんて……」






と炭治郎が言ったところで









ポンッポンッポンッ








と鼓の音が鳴り、

ハッとする。確かこの次…!!








ポンッ








その音で一人の男性が空をバックに窓から放り出されるように落ちてきた。




シュンっと走りその場に駆けつけ横抱きにして支える。



『…っと…せーふ…』


「出ら…せっ…かく…あ…あ…出られ…たの…に…外に…出ら…れた…のに……」


死ぬ…のか…?という男の人の声に、

『幸い頭から落ちていませんから急所は免れました。出血が酷いので止血しますね。』

と返し、産屋敷邸で教わった止血法を行う。

もしものためにあまね様が教えてくださったのだ。


『…っよし、これである程度手当はしました。
長い間休んで、治してくださいね。』









安心させるようにふっと笑うと、『天空、隠の人呼んでこの人を頼むって言ってほしい。』と言う。

42→←40



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (1016 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1860人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 転生 , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ひー(プロフ) - マイケルワカメwwすごくツボww (8月2日 9時) (レス) @page1 id: c24c294ffd (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 私も、マイケルワカメが面白かったwwww (2021年9月25日 16時) (レス) @page39 id: c0f1b840e0 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん姫 - 名前のセンスがありまくりですね!尊敬をこえて讃えます。 (2021年1月9日 16時) (レス) id: cabfd4d154 (このIDを非表示/違反報告)
ぴゃさん - 焦ってる味ってどんな味なんだろ…今度友達が焦ってる時食べさせてもらおっ!← (2020年11月7日 14時) (レス) id: e5f52d7032 (このIDを非表示/違反報告)
アヤ - ぽむさん» 本当それなw (2020年6月6日 15時) (レス) id: 30bf734d60 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:タラの芽 | 作成日時:2020年5月23日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。