目が覚めたら産屋敷邸だった件。

25 ページ27

貴方side




まってまってこれ間違えなく我妻の善逸だよッッ！！！？？







(『…っとりあえず行くか…』)




幸い鬼は一体だけだった。





これなら呼吸を使わず斬れる。






ザンッ







｢ｸﾞｩｯｯ……首がｯｯ…首がァｯｯ…！！こんなガキに…！！｣






(『そのガキにやられてんでしょ。』)







そう思いながら刀を鞘に戻す。







ふと地面が明るくなり空をみる。








雲が晴れ、満月の月が光って見えた。




(『…ちょうどいいな。満月なら万全に戦える。』)






あっそうだ。



『…え、えっと、その、大丈夫でしたか…？』



さっきから動かないし静かだから少し心配する。





善逸｢……して……ｯｯ｣






ふるふると肩を震わせながら何かを言う善逸。






『っえ？ご、ごめんなさい、もう一度いいですか…？

あ、あと、肩が震えてますがどこか悪い所でも…』





心配になって善逸の傍によると









善逸｢……っ！！！！結婚！！してぇぇぇぇええええええええッッ！！！！｣









『……！！？！？！？！』









善逸｢なんなのさっきの！？！呼吸使わずにすんなり斬っちゃうとか君強すぎない？！！？それに可愛すぎる！！！いや見る角度によっては美しい！！俺のことも助けてくれたしこれは結婚するしかないよね！？だよね！？よし結婚しよう！！！｣








『……は』








怒涛のアガツマ・トークに開いた口が塞がらない。








……結婚？









……え！？！？！






まってあの善逸が私に求婚…！！！！？？
アニメで見てたやつじゃん！！？！え！？死ぬのわたし！？！善逸じゃなくて私こそ死ぬよ！？！








……いや、、落ち着け、この子は誰にでも言ってるんだ、落ち着け、本気にしたら負けだ。←







『え、えと、あの、落ち着いて、』









自分にも言い聞かせるように私は善逸に言った。

______________________________________


昨日今日とテストだったんですけど終わったのでじゃんじゃん更新したいと思います((





通知うるさくして不愉快にさせてしまったらごめんなさい( .. )

26→←24

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す