episode11 ページ11
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A「あ、はい……いつもほぼ満席で…」
紫耀「へぇ〜……隣、いいですか？」
男性は私の左隣の席を指さして聞いていて、どこか断らさせないような目をしていた。
A「あ、どうぞ」
すると、男性はへへっとくしゃっとした笑顔で私の隣に座ってきた。
紫耀「名前、なんて言うんですか？」
A「えっと……」
唐突だなって少し戸惑っていると
紫耀「あっこういうのって自分から言うんだっけ？笑
俺、平野紫耀って言います。
…知ってます？俺の事。」
A「いえ…」
俺の事知ってる？って聞いてくるって事は俳優とかタレントってなのかな。
でもそんな簡単に芸能人と遭遇しないか、なんて自問自答をしていた。
紫耀「じゃあ、名前、教えてください」
A「…篠崎Aです」
紫耀「へぇ〜Aっていい名前だね笑」
A「ありがとうございます笑」
うん、この人は絶対女子の理想を全部兼ね備えている人だ。
いつも仕事でメイクしている時、色んな人と話したりするからこういうのはなんとなく分かる。
平野さんは微笑みながら左手で頬杖をつくと私が飲んでいるグラスの近くのネックレスを見つけるとなぜか一瞬目を見開いた気がした。
紫耀「…これってなに？」
A「これは…」
この間のあの男性みたいにこのネックレスの事を説明していると嫌でも思い出してしまう圭一の事。
A「って事があったんです。」
紫耀「すごいなんか…めっちゃロマンチックだね笑」
A「それ、私の家のお隣さんも言ってました笑」
紫耀「へぇ〜…笑」
本当は今すぐにでも誰かに話を聞いてもらいたいけどもな先輩も有紗も仕事だし。
…平野さん？
いやいやいやいや、ダメだ。
初対面だからバーっと言えるっていうのもありそうだけどなんだかピュアそうな人だし、内容が重すぎる。
紫耀「…さん？篠崎さーん？」
A「わぁっ……」
ぼーっとしていたみたいで気づいたら平野さんのドアップの顔と上下に揺れている手が視界に入った。
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すみれ(プロフ) - こんぶさん» 楽しんでご覧頂けるなんて嬉しいです笑 更新は早かったり、遅かったりですが頑張ります！ (2019年10月25日 23時) (
レス) id: 6932576a12 (このIDを非表示/違反報告)
こんぶ(プロフ) - いつも楽しく読ませてもらってます^^*お隣がれんれんなんて…素敵な夢を見させてもらってます！！これからも楽しみにしてますので頑張ってください。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: f33c245d3f (このIDを非表示/違反報告)
すみれ(プロフ) - あすかさん» こんばんは、初めまして！この作品の最後まで更新を楽しみに待ってて頂けるように頑張ります！ありがとうございます!! (2019年9月15日 23時) (レス) id: 6932576a12 (このIDを非表示/違反報告)
あすか - こんばんは！初めまして(^^) お話読ませていただきました。 更新楽しみにしています♪*ﾟ 頑張ってください！！ (2019年9月15日 21時) (レス) id: 81628eeb39 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むぅー | 作成日時：2019年9月9日 22時
