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短編1 停電 ページ1

Aside




A「・・・」



今日の練習を終え、飲み物を買う私



ピッ



A「・・・マネージャーって大変」

野坂「お疲れ様」



A「わ!」


野坂「奇遇だね、僕も飲み物を買いに来たんだ」

A「そっか・・・」


野坂悠馬は戦術の皇帝と言われ、そのルックスから女の子からの評価が高い


すると



ばん!!




施設の部屋のあかりが全て消えた



A「きゃあ!」

野坂「・・・」


野坂「停電だね」


A「・・・野坂くん、まだそこにいるよね」


野坂「うん、大丈夫?」

A「・・・これ、早くなおるかな」

野坂「・・・部屋は階段を使わないと行けないでしょ、女の子の部屋は別の階だから危ないよ」

A「じゃあどうするの?・・・ほんとに真っ暗で何も見えないよ」

野坂「・・・僕に捕まって」

A「・・・どこ・・・?」


私は手を精一杯広げて野坂くんを探す


野坂「ここだよ、ここ」

A「虐めないでよ〜・・・どこー・・・」

野坂「ごめんごめん、ここだよ」


野坂くんは私のことが見えてるかのように私の肩を掴む


と同時に私は野坂くんの胸に触れた



A「わっごめん・・・」

野坂「気にしないで」


野坂くんは肩からつーっと腕をなぞり、手に触れ、そして手を繋いだ


野坂「こういう事態だから、いやでも我慢してね」

A「・・・大丈夫、」

野坂「ん、じゃあ行こっか」


A「行くってどこに?」


野坂「Aちゃんの部屋だよ」

A「へ?」

野坂「案内してあげるよ」


って階段は危ないって言ってたのに・・・っていうか、野坂くんまさか見えてる?



ーーーーーー



野坂「はい、ついたよ」

A「ってここ、野坂くんと西蔭くんの部屋でしょ」

野坂「そうだよ、今日の君の部屋だ」

A「へ?」

短編1ー2 野坂くんのベット→



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作者名:桃香 | 作成日時:2019年12月24日 20時

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