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Aside

森の入り口に立つ。シャオロンも一応はついて来るものの鳥の鳴き声に驚いていた。確かに変な鳴き方をする鳥だ。

俺は森の入り口に俺は力を少し加えた。異物を出口に吐き出すようにしたのだ。森にとって人間は異物となる。

A「これで大丈夫だ。」

シ「どういうことや?」

A「何でもない。さぁ、帰れ。」

力と言っても大したことない。ましてや、祟り神の力だ。森が俺の意に反しイタズラしてシャオロンを出さないことがあるかもしれない。

シ「…ようわからんけど、わかった。」

意を決したように頷くシャオロンに俺も頷いた。

シ「なぁ、1つ聞いてもええか?」

A「何用だ。」

シ「この場所は何なん?俺、超能力とか持ってないからわからんけど、この場所は全体的に悲しげや。寂しさが溢れとる。」

そこで初めてシャオロンと目を合わせた気がした。黄色の瞳が揺れて俺を見ている。

A「……知らぬ。」

神にも喜怒哀楽と言う感情はある。だが、祟り神には哀(愛)の感情だけ欠落している。
祟り神になった今、堕ちるだけ堕ちたこの身に哀なんて無くなった。

シ「…何も覚えてないんやな、ホンマ…。」

A「あぁ…。」

それを聞いたシャオロンはシャベルを担いで、森に走った。手を振って、明るく、大きな声でこう言った。

シ「またな!!」

何故、シャオロンがそう言ったのか。俺は理解が出来なかった。

A「人間とは不思議だ。」

何故、こんなにも期待している自分がいるのだろう。
何故、こんなにも人間に会うことを望む自分がいるのだろう。

_それは許されないことなのに。



『また』は2度と来ない。




先ほどまでの少しの賑わいが無くなったこの場所に静けさが戻った。

A「我に出会ったことに不運を。」

巻き込まないために俺は
そう、願うしか出来なかった。

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pis - No.0なるさん» こちらこそ、ご不便お掛けしてすみません!大丈夫ですよ、返信ありがとうございます。 (8月31日 22時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
No.0なる - pisさん» 返信遅くなって、申し訳ありません 俺もよく考えず聞いてしまいました。 これからも応援してます! (8月31日 17時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» いやいや、俺のポンコツスマホのせいですよ。色々やって下さりありがとうございます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
pis - 海音クンさん» ご迷惑をおかけします。少々バグってるようなので、早急に対象致します。申し訳ありません… (8月28日 16時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» まだ非公開ですね、、。Twitterやってる友達に頼んでみます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pis | 作成日時:2019年7月28日 21時

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