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Aside

声に反応し、後ろを向く。そこには黒い軍服を着ている金髪の男が立っていた。

?「んふふww別にいいやん、グルッペン。」

??「…ほどほどになw」

金髪の男からは威厳のある雰囲気が漂っていた。今までの人間と明らかに風格が違う。この男には何かがあると本能的に理解する。

A「貴殿が我に何用だ。」

??「いや、失礼。私の名はグルッペン・フューラー。こっちの緑色は…」

?「チッス!ゾムです!」

ゾムと名乗った男は元気良く手を挙げて答えた。それを踏まえて金髪の男は俺の名前を聞きたがっている。妙に視線を送ってくるのだ。

A「我は、Aだ。」

グ「A…だな。さて、本題だ。我々と一緒に来て貰おう!」

この言葉の意味を理解するのに数秒かかった。
キラキラと輝く紅い目を俺に合わせてくる。そして、その横からはゾムによる逃がさないと言いたげな特徴的な笑いが聞こえる。

ゾ「めっちゃ、固まっとるやん!ww」

A「拒否権はあるのか?」

グ「ないな。」

即答され、返答に困っているとグルッペンの耳に、あの敵と似ている機械が鳴った。

グ「どうした?シャオロン。」

シャオロンと連絡を取っているのか。顔をすぐ横に向けるとゾムが真剣な顔をしていた。

グ「ん?あぁ、今いるゾ。」

この機会を逃したら、この2人に捕まりそうと判断し、ゆっくりと気配をけして社に走ろうと準備する。

グ「そうか、わかった。その件はこちらで処理する。トントンにも伝えておいてくれ。」

グルッペンは気付かず話を続けていて、ゾムは会話には参加しないものの何か考えているような素振りをしていた。

今だ。と思い足を前に動かした。

A「…あ!」

ゾ「え?」

走るために前に出した足だが、やはり慣れていないことはするものではない。見事に躓き、盛大に転んでしまった。

ゾ「…ッと!危なッッ!!」

地面すれすれで俺を掴んだのはゾムだ。さっきまでちょっと離れていたのに素早い動きだ。

A「有り難う。」

ゾ「いんや、そんくらい平気やで!それにしてもよう見たら怪我しとるな。」

頭を触られたようで、血がゾムの手に付く。治癒能力はあるが、今回のように障気に触れてしまった怪我の治癒能力は人間以下になってしまう。理由は障気が入り込んでしまうからだ。

A「何ともない。」

そう一蹴すると、ゾムは勢い良く肩を掴んで揺らした。

ゾ「アカン!やっぱ来て貰うで!」

そこで初めて、ゾムの新緑の瞳と目が合った。

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pis - No.0なるさん» こちらこそ、ご不便お掛けしてすみません!大丈夫ですよ、返信ありがとうございます。 (8月31日 22時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
No.0なる - pisさん» 返信遅くなって、申し訳ありません 俺もよく考えず聞いてしまいました。 これからも応援してます! (8月31日 17時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» いやいや、俺のポンコツスマホのせいですよ。色々やって下さりありがとうございます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
pis - 海音クンさん» ご迷惑をおかけします。少々バグってるようなので、早急に対象致します。申し訳ありません… (8月28日 16時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» まだ非公開ですね、、。Twitterやってる友達に頼んでみます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pis | 作成日時:2019年7月28日 21時

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