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Aside

見たいと言うので、案内するとコネシマとシャオロンは畑と俺の顔を行ったり来たりとした。

コ「」

シ「」

何故、何も話さないのだ。人間の食べるものではないものが実っていたのか。なんとなく不安になったので、おずおずと後退ると

コ「美味そうやな!」

シ「すごい!」

やっとそう発したのだ。その言葉を聞いて安心しつつ、どうせならと思い畑に足を入れた。

シ「収穫するん?」

A「あぁ。」

この、緑色の大きな実を収穫し土を払った。
すると、コネシマは俺の持っていたその実を奪い取り、高々と掲げた。

A「何をする!?」

コ「いや、ちゃうよ?奪おうとしてるわけちゃう!持ってるだけや!」

シ「スイカやろ?これ。」

コネシマの奇怪な行動に、感情的になるもそれがコネシマの優しさと気付いた。
シャオロンはこの実の名前を口にした。だが、その名前を知らなかった。

A「ス…イカ?」

俺が、聞き返すとコネシマはこちらを向き、シャオロンは「あー…。」と言い、顔を歪めた。

コ「作っとるのに名前知らんの!?」

A「あ、あぁ…。」

コネシマの気迫に押され、後退りする。シャオロンを見ると、視線を俺に向けて言った。

シ「覚えてないん?その実の名前。」

そうだ。確か、シャオロンと最初に会った時記憶がないと言ってしまった。

まぁそれは半分真で半分嘘なのだが…。

A「知らぬ。」

その後もなんか言った2人だが、俺は無視し井戸に向かった。
井戸から水を汲み、その中に「スイカ」をいれる。この水は冷たい。すぐに冷えるだろう。

シ「ここに井戸なんてあるんやぁ!」

コ「スイカ、食べるんか!」

騒がしさ満点の2人がまた来た。俺はこれ以上、巻き込まないように、祟りを受けないうちに、と社の奥に隠れようと思った。あそこに人間は入ってこれない。

A「冷えたと思ったら、2人で食え。」

それだけ口にし、背を向け社に行こうとした時、腕を掴まれた。直に触れていないが障気に当てられてしまったら一溜まりもない。慌てて、手を振り払った。

シ「待って!」

A「………。」

何も答えない俺に、シャオロンは言葉を続けた

シ「一緒に…食わへん?」

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pis - No.0なるさん» こちらこそ、ご不便お掛けしてすみません!大丈夫ですよ、返信ありがとうございます。 (8月31日 22時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
No.0なる - pisさん» 返信遅くなって、申し訳ありません 俺もよく考えず聞いてしまいました。 これからも応援してます! (8月31日 17時) (レス) id: 8bef809b57 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» いやいや、俺のポンコツスマホのせいですよ。色々やって下さりありがとうございます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
pis - 海音クンさん» ご迷惑をおかけします。少々バグってるようなので、早急に対象致します。申し訳ありません… (8月28日 16時) (レス) id: 2698714f97 (このIDを非表示/違反報告)
海音クン(プロフ) - pisさん» まだ非公開ですね、、。Twitterやってる友達に頼んでみます! (8月28日 16時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pis | 作成日時:2019年7月28日 21時

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