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218話 ページ22

Aside

さて、スマホの向こうで不機嫌そうな猫の鳴き声や鞭のしなる音や指を鳴らす音が聞こえだしたが←

こちらの皆には聞こえないようにしているので問題なし←





クロウリー「そうだ!エキシビジョンマッチで特別参加枠というのはいかがです?

トーナメント本戦が始まる前に、余興として行えば問題ありません。きっと目立ちますよぉ〜!」





ハァ……知識もなにもない純粋な子をそんな風に扱って…

教育者として恥ずかしくないのかねぇ





グリム「目立つ!?

クロウリー「えぇ、そりゃもう」

グリム「目立てるなら何でも良いんだゾ!」

ユウ「現金だなぁ」





グリムは人と同じ知能あれども魔獣で、まだ赤ん坊のようなものだ

そんな子を口八丁で騙すなんて…


ハァ…大人として恥ずかしいよ





『で、選手は足りませんが?』

クロウリー「うーん、どうしましょうか…」





やっぱ一回冥府まで案内した方が良い気がするこの鴉←





『………ハァ……って訳だ。エース、デュース、どうせ来るんだろ?』

エース「お、わかってるね〜」

デュース「その助っ人の件、僕達が請け負おう」


リドル「何を言っているんだい。君達はハーツラビュル寮の所属じゃないか」





まぁ知ってたしね。こうなるの

さて、どう狩ってやろうか…←





エース「大会のルールに“他の寮のチームに入っちゃいけません”なんて書いてねーもん」

トレイ「ははっ!考えたこともなかったけどそう言われれば書いてないな」

ケイト「何それ、面白そう!俺もAちゃん達のチームに入りたいな〜」

リドル「ケイトはウチのレギュラーメンバーだろ!?」

『あはは。頑張ってくださいね、ちゃんと見てますから』

ケイト「本当!?じゃあケーくん頑張っちゃうね!」





取り繕った様子のない笑顔

うんうん、良いことだ





エース「先輩達の試合、応援するだけなんてつまんないし。どーせなら試合出たいじゃん」

デュース「ぼ、僕はコイツと違いますよ!純粋に友人を助けたいだけです!」

『さっきやったって聞こえたし、音が凄く嬉しそうだけど?』

デュース「そ、そんなことはない!!」





私の耳は誤魔化せないよ

やれやれ、ま、かわいいものだね





ジャック「対戦相手がいねぇなら、俺達サバナクローが相手になるぜ」

『…ジャック達が?』





うふふ、獲物が自分から来てくれたねぇ

楽しみだ


やっぱり気持ちの良い狩りをしたいものだよね

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どん - 続きが気になる (2021年4月13日 20時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 最新待ってます! お願いします!【土下座】 (2021年4月12日 12時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きありがとうございます! 最新がんばってください! お願いします!【土下座】 (2021年4月8日 7時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - 続きが楽しみです! 最新してくださるのを待ってます! 最新お願いします!【土下座】 (2021年4月2日 10時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ - こっちの小説も好きなのでうれしいです! 最新がんばってください! 応援してます! (2021年3月21日 9時) (レス) id: dd065062e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:零月 | 作者ホームページ:http   
作成日時:2020年11月29日 17時

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