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#28 / お試し ページ28

頂いたリクエストは書き終えたと思うので…

少しこれからのストーリーの方向性を考えつつ、作者の勝手なお話を失礼します…

…………………………………………………………………………

side 亜嵐

亜「ちゃんと上着、着て…それ薄くない?最近ちょっと風冷たいよ?…ほらほら、こっちとか…」

涼「亜嵐くん、これで大丈夫」

亜「そう?いや、でもこれ持っていくだけ…」




涼太が風邪引かないように少し厚手の上着を勧めるけど、いらないと言い張る。

無理強いはしたくないし、仕方なく涼太の選んだ薄手の上着を着せ、俺はブランケットを手に取った。









亜「よし、行くよー」

病院の配慮で特別に開けてもらった裏口から、マネージャーの車に乗り込む。


裕「お、来た来た」

涼「裕太くん」

裕「おはよう、涼太くん。んじゃ、井上くん頼んだで」


裕太くんの一言で、マネージャーの井上くんが運転する車が動き出す。





亜「めっちゃ楽しみなんだけど!」

裕「いよいよかぁ…」


今日、涼太は退院するわけではない。

一時退院てやつ。



そして今から向かうのは、俺たちがこれから住む家。

シェアハウスをしようと、東京のど真ん中とは少し離れた場所に見つけた一軒家。




そこで少し涼太も過ごしてみて、落ち着いて暮らせそうならそのまま退院。

俺らとシェアハウスをするってことになる。


今日はそのお試し日みたいなもの。









車が進むにつれて、人や車、家がどんどん減っていった。

そして自然が広がる中に、見えてきた一軒家。




亜「あ、隼いるじゃん」

俺らを待っていたのか、ブンブン手を大きく振る隼の姿を見つける。









裕「涼太くん、どした?酔ってしもたか?」

涼「んーん、そうじゃなくて……何も、思い出せなかったら、どうしよう…」



どんどん静かになっていった涼太は、ポツリとそう口にした。



亜「焦らなくていいよ。そんなこと、考えなくていい」

裕「そうそう。思い出す時には一気に思い出すもんや。せやからその時を待てばええねん」



まだ少しだけ曇りのある表情だけど、拳をギュッと握りしめて。

決心を固めたように、俺らの家を見ていた。









 









隼「おかーえりー!」

玲「来たのっ!?涼太くん、おかえり!」

龍「おぉ、待ってたで」

メ「荷物はだいぶ片付いたよ」



家に着くと、みんながぞろぞろ出てきてくれて。

ありがたいお出迎えとともに、みんなで中に入った。

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りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)作者さんのペースで書き続けて下さい(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page34 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 完結おめでとうございます(*^-^*)作者さんの書き続けて下さい(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page34 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
りさ - jdhchebbdnさん» いえいえ(*^-^*) (2021年9月22日 4時) (レス) @page33 id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)
jdhchebbdn(プロフ) - りささん» ありがとうございます (2021年9月20日 22時) (レス) id: 23d7ad1fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 作者さんが決めることなので無理には言いませんが続けて欲しいなと思ってます(*^-^*) (2021年9月20日 3時) (レス) id: fac51451cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:jdhchebbdn | 作成日時:2021年8月21日 18時

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