#31 / 遭遇 ページ31
side颯太
颯「もう、病院くらい1人で行ってくださいよ」
勇「どうせ暇じゃん」
颯「暇ちゃいます！」
イベント真っ只中の休み、今日くらいホテルでのんびりしようと思ってたのに。
勇征くんから突き指したから病院着いてきて、なんて小学生みたいなビビリのLINEが来たのが約30分前。
仕方なく着いてきてあげた。
颯「そういえば、この辺って…」
少し前に、先輩のGENEさんが表舞台から降りた。
そらから、確かなことは何も知らないけれど。
ここから30分くらい離れた海のそばに引っ越したって噂を聞いた。
そこにジェネハウスが建ってるって。
勇「颯太！帰るよ！」
颯「いやそれ、僕のセリフ…」
なんて想像の世界からすぐに引き戻され、勇征くんを追いかける。
勇「あれ…」
颯「ちょ、急に止まらんといて……………涼太さん？」
急に立ち止まる勇征くんの視線の先にいたのは。
颯「涼太さん…お久しぶりです」
紛れもなく、涼太さんやった。
あの頃より、随分と細くなった。
それでも、遠目でもわかる。
涼「あ…ど、も、」
勇「お久しぶりです」
僕らを見つけると、気まずそうに眉根を寄せて笑った。
涼「ごめんな、」
涼太さんの前に立って挨拶したはいいものの、立ち止まってみて何を言えば良いかわからなくなった。
そんな沈黙に対して、涼太さんは冷静に口を開いて。
謝罪だけを口にした。
そして。
涼「いいんだよ、2人は。俺のことなんか忘れて、突き進めばいいんだよ」
そう言って寂しげに笑うから、思わず腕を掴んでしまう。
涼「どうしたの？」
そう言って顔を覗き込む涼太さんは、あの頃と何一つ変わっていなかった。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (
レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：jdhchebbdn | 作成日時：2021年8月7日 21時
