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side玲於
玲「もうダメ!帰るよ!」
涼「もうちょっと!まだ来たばっかだって!」
玲「もうだいぶ経ってる!10分くらい外いるよ?」
涼「まだ10分しか経ってないんじゃん!」
今までの、というか。
"GENERATIONS" だったら、この立場は逆なんだろう。
俺が駄々をこねて、涼太くんがそんな俺をなだめながら少し強引に連れて行く。
なんて未だに、そうやって比べてしまう自分がいる。
でも、比べてしまうだけで。
どっちが良かったとか、戻りたいとかは思わない。
過去も、もちろん幸せだった。
でもそれと同じくらい、今だって幸せだ。
少しだけ、"サヨナラ" に近づいている気もするけれど。
涼「玲於ー、綺麗だったね」
まだ帰らないと駄々をこねる涼太くんだったけど、腕を引いて完全に病室に戻ってしまえば、コロっと笑顔になる涼太くん。
まるで、小さな子どものようだった。
玲「そうだねー」
小さな子どものように見えて、それはだんだん弱ってきている証にも思えてしまって。
それがすごく、苦しかった。
涼「玲於、眠い」
玲「寝て良いよ、ここにいるし」
涼「違う、ここで一緒に寝るんだって」
玲「あ、そっか」
目を擦りながら、俺をベッドの中へと誘ってくる。
涼太くんのお望み通り、隣にお邪魔する。
涼「玲於、眠い?」
玲「ちょっと」
涼「そっか」
なんて短い会話。
涼「玲於」
玲「なに」
涼「あ、まだ起きてる」
玲「さすがにまだ大丈夫」
涼「そっか」
少しだけ間が空いて、涼太くんはまた俺の名前を呼ぶ。
涼「玲於」
玲「ん、」
涼「なんでもない」
ただ、名前を呼ぶだけになる。
それでも涼太くんは何度か、その後も俺の名前を時々呼んだ。
玲「涼太くんが寝るまでは寝ないから、寝て良いよ」
"寂しい"
"甘えたい"
そう言われている気がして、そう言いながら涼太くんの頭を撫でた。
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りさ - 新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年11月15日 3時) (レス) @page50 id: 96e86ff224 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめか(プロフ) - 下書きの公開楽しみです😊✨ (2021年11月13日 18時) (レス) id: e790979a11 (このIDを非表示/違反報告)
葡萄 - お父さんがめんさん、お兄ちゃんが亜嵐か、裕太かがいいです (2021年11月2日 12時) (レス) @page50 id: 9560844fb8 (このIDを非表示/違反報告)
りさ - 涼太くんがいいです(*^-^*)新作楽しみにしてます(*^-^*) (2021年10月31日 3時) (レス) @page50 id: e43e150c6b (このIDを非表示/違反報告)
さらん - あらんくんがいいです (2021年10月29日 11時) (レス) @page48 id: d9f6645eb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:jdhchebbdn | 作成日時:2021年8月7日 21時