まわりのイケメンをどうにかしてくれ 2【あんスタ！×A3!】

第四十四話 ページ1

松川「Aちゃん！全員分の資料、プリントアウトしてきましたよー！」


『ありがとう！


…ところでさ、伊助くん。ヘソクリあるんだってねぇ』


松川「そ、それは…」


『あと1ヶ月以内に返済しないと利子付けるからね、伊助“おじさん”』


松川「いーやぁぁぁぁぁぁ！！！」







どうも、松川Aです

いまから私は初めて、MANKAIカンパニーにビジネスのお話をします







『では、お手元の資料をご覧ください』


ガイ「S1…？」


『今私は夢ノ咲学院アイドル科生徒会長・天祥院英智の名によりS1というドリフェスの企画を任されました』


向坂「あ、引き受けたんですね！」


摂津「てかなんだよその喋り方」


『万里くん、今すっごーく大事な話してるの。これが成功しなかったら私の二日間の努力はパーだから黙っててくれるかな？(ニコッ』


摂津「お、おう…」


瑠璃川「怖っ」


『では、1ページ目を見てください』


佐久間「タイトル…“Show must go on!!!”」


『私の企画したS1は演劇をモチーフとしています。
マチネ、ソワレ、カーテンコール…この三部構成で行います』


皇「マチネはエチュードバトル、ソワレはライブバトル、カーテンコールで優勝ユニットのパフォーマンスか…おもしろそうだな」


『fine、紅月、Trick starは何と言おうと参加させます。

それではここからがMANKAIカンパニーへの依頼です。次のページをご覧ください』


立花「MANKAIカンパニー×夢ノ咲学院…？」


『具体的に申しますと、夢ノ咲学院アイドル科では演技の指導は行っていません。エチュードなんて持ってのほか。
ですので、このS1を行うに当たり約1ヶ月間演技指導をお願いしたいのです』


佐久間「あ、アイドルに演技指導…！？」


泉田「年上に演技指導とか…俺もまだ始めてちょっとしか経ってねぇのに」


『そこは大丈夫。たふん莇くんよりアイツらガキだから』


茅ヶ崎「辛辣〜」


『あともう一つ。マチネ開始前、マチネとソワレ間はだいぶ時間があります。
こちらとしてはその時間を有効活用したい。
なので、マチネ前に学院内でストリートACT、マチソワ間に1公演、ゲストとして行っていただきたい』








これはかなり無茶なお願いだ…

演技指導をしつつ自分たちの公演もしろなんて…







古市「報酬は」


『生徒会長と話し合ってになると思いますが、確実に100万は』


七尾「えぇぇぇ！？」


『どうでしょうか…』


古市「…」

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