呑まれる前に《呪術廻戦》

(名前)side20 ページ22

探せ、1番コイツが苦しかった記憶を
辿って......辿って....


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「弱いものいじめは良くないよ、悟」
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悟...？悟って五条先生？
2人はあの日(宣戦布告)から他とは違う何か特別な関係がある......そう思っていた



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夏油「ちょっと外で話そうか」

五条「寂しんぼかよ、1人で行けよ」
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夏油「僕たちは最強なんだ
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おそらく2人は学生時代の友達で親友


もっと辿れ、その時鏡に1人の女の子が映る
私はその記憶にそっと触れる


いろんな記憶が映し出されていた鏡はその記憶で一色に染まる


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「君たち2人には星槳体(せいしょうたい)の護衛を頼みたい_______」



この呪術界の要とも言える存在______天元様
天元様は500年に一度、星槳体の器と同化することで体の変化を止めることができる


その星槳体の器となった________ 天内理子(あまないりこ)


この女の子の護衛を2人は任された
だけど、彼女は死んだ


夏油の目の前で銃殺されて死んだ
幸いな事に星槳体は既に新しく存在していたか.......


彼女の死体を運ぶ途中、天元様の信仰者は笑顔で彼女の死体に拍手をした


五条「殺すか？コイツら」
2人とも頭にきているようだ

そこで夏油は思い付いた
呪霊を殺すのではなく呪霊を生み出す非呪術者を殺してしまえばいいのだと_________

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これが彼にとって1番苦しい出来事なのなら、もう一度悪夢を見せてあげる


私はその記憶にもう一度強く手を触れる



どれだけ強者でも記憶には抗えない


A「元を辿れば同じ人間だもの」

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