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『メンさんお久しぶりでぇす』
あくまでもいつもの調子で、普段通りの私を演じる。
メン「うわ、Aちゃんっ！！」
奥のスタジオの方から顔を出したメンさん。
久しぶりに会ったメンさんの変化に笑わずにはいられなかった。
『な、なんで頭 … っ、ピンク … っ』
今まで金髪だった髪色は、まるで桜でんぶでもまぶしたようなピンクに変わっていた。
メン「久しぶりに会って、一発目に笑うってひどくない！？」
『だって、想像できなかった … っ、こんなことっ！』
メン「涙流してまで笑うんじゃないっ！！」
腹を抱えて笑って、目には涙を浮かべながら笑う私。
こんなに笑ったのも、いつぶりだろう。
感情をはっきりと表現したのが、久しぶりかもしれない。
まさかそれを、メンさんの髪色で解放することになるとは …
恐るべしジャガイモ。
笑いも引いて、ベースをメンさんに見せると「ひどいな」と一言。
メン「なんでこんなになるまで放置してたの … ？」
『まぁ … 色々ありまして … 』
私の様子で全てを察したのか、メンさんは自分が修理している横に椅子を用意してそこへ座るように促してきた。
隠してもいいことはない。
この半年で会ったことを包み隠さず彼に話した。
メンテナンスしている手は止めることなく、視線もこっちに向けることなく相づちをしながら真剣に聞いてくれて。
メン「オーディションの結果、あんな感じだったからなのかと思ってた … 」
『私たちの本当と順位知ってます？』
メン「え、知らないよ？だって、放送では … 」
世間に出た情報は、私たちは�犲些吻瓩砲覆辰燭泙沺�
本当の順位を知っているのは、あの場にいた関係者の人だけ。
『本当は�猴ゾ´瓩世辰燭鵑任垢茵�AGEHAは』
その時だけ、浅黒い肌には映えすぎる白い目を見開いてこっちを見てきた。
『いやっ、怖いです … 』
メン「すごいじゃん！！Aちゃん音楽初心者だったのにボーカルで優勝もしてるし、凄すぎだって！！」
『でも公式の結果はあれなんです … 』
優勝したチームは今や期待の新生バンドとして人気急上昇中。
2位だったチームも、ライブハウスでそこそこに人気を集めているらしい。
じゃあ、��AGEHA�瓩蓮�
私たちは何をしてる？
それを機にバラバラになったことをメンさんに説明して、今私が歌えないことも一緒に教えた。
．
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
