#１６３ ページ16
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暗転するステージ。
カツカツとヒールを鳴らしながら、ステージの中央に立つ。
全身で感じるこの熱気は初めて感じる感覚。
背後に感じる3人の気配を感じなから、前を見据える。
『用意はいい？』
歓声と共にステージの照明は一気に私たちを照らす。
ジリジリと熱いスポットライトの熱なんて気にすることなく、龍友くんのカウント共に私たちのステージは幕を開けた。
こんなに気持ちよく演奏したのは初めて。
程よい緊張感の中、手元は狂うことはなく、声は震えることはなく、思い通りの音を奏でることができている。
3人とそれぞれ目が合うと、3人も楽しそうに演奏していて心が躍る。
私の煽りに応えてくれる観客。
その中には、北ちゃん、壱馬は勿論、リサさんの姿も見つけることができた。
楽しい。
この時間がずっと続けばいいのにと思っていても、必ず終わりはくる。
『最後の曲は、一番私たちの気持ちを表現していると思ってる曲です』
��Close to me��
この曲は、女性ボーカルのバンドの曲。
歌いだしの�爐海寮次∧垢海┐泙垢�？�瓩箸いΕ侫譟璽困某澗任燭譴萄埜紊龍覆呂海譴砲靴茲Δ函�即決で決めた。
ローテンポの出だしから一変するハードで力強いメロディー。
龍友くんのドラム、玲於のギター、涼太くんのキーボード、私のベースと声。
それぞれの音を感じて、悔いの残らないように必死に演奏した。
ねぇ、私たちの想いは届いてますか … ？
演奏が終われば、今日一番の歓声が私たちを包み込んでくれた。
その光景に圧倒されて、しばらく放心状態になってしまい、言葉を失った。
この気持ち、伝えなくちゃ。
『ありがとうございましたっ！！』
絞り出した言葉はありきたりなものだけど、それ以上の言葉が見つからない。
3人も私続いて頭を下げて、さらに歓声は大きくなっていくばかり。
私は、この光景を一生忘れることはないと思う。
初めてのステージで、こんな幸福感に満たされて他に何もいらないとさえ思う。
ステージは暗転し、初めての��AGEHA�瓩離好董璽犬亘襪鯤弔犬拭�
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あ - 誤字多すぎなんだけど萎えるわ (2019年11月10日 16時) (
レス) id: 75e9093654 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - okppp212さん» コメントありがとうございます！そうなんです、あの漫画モチーフで書かせて頂いております！大好きなんですよね...あのバンドが... (2019年10月16日 21時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
okppp212(プロフ) - やっぱり好きな漫画のやつだ！ってこの章で発覚して楽しみで読ませていただいてます！がんばってください！ (2019年10月16日 21時) (レス) id: fb074e63b9 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: 11791f34cd (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！ (2019年9月23日 0時) (レス) id: f9de41481b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年9月11日 14時
