#４７ -RYOTA side- ページ47
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――――――――――『この曲、いつ作ったの？』
彼女からそう聞かれて、僕は「いつだろうね」と誤魔化した。
本当のことを言っても別にいいんだけど、この曲ができた時のエピソードはちょっと情けなくて話せない。
曲が出来上がったのが留学中。
まだ知らない土地で慣れない生活をしていて、眠れない日々を送っていた頃。
彼女との連絡を絶って、娯楽というものが一切なくなった末に僕が辿り着いたのは作曲だった。
この時の寂しさがなければ、きっと今の僕は作曲家ではない音楽の道へと進んでいただろう。
机に向かって、キーボードと紙とペンがあればできる。
そこに僕の好きなメロディーを乗せていく作業が、僕には合っていたのかもしれない。
その時々の感情の変わりようで、生み出されていくメロディーも変化していく。
その中で生まれた一曲が、�狄動Ν瓩澄�
これは最後に走り書いたようにAGEHAのことを思って書いた曲。
というか、ちょっとした嫉妬の曲。
だからか、曲調が少し不安定な感じに出来上がってしまった。
でも、彼女の歌詞はそれをしっかりカバーしてくれた。
涼「僕の歌姫がきっと天才なんだね」
『いきなりどうしたの … ？』
涼「僕ダメな部分は、Aがカバーしてくれるから」
ステージへ向かうまでの廊下で、彼女の腰を抱き寄せて髪にキスを落とす。
玲「俺の歌姫でもあるから、そこんとこよろしく」
龍「そんなんいうたら俺の歌姫でもあんで？」
『きゃー、私モテモテじゃないですかぁ』
初めて会ったときのAと、今僕の目の前にいるA。
最初はあんなに内気で人前で歌うことすらできなかったのに、今はこうして僕らの歌姫として中心にいる。
こんなこと、全く想像できなかった未来が今ここにある。
僕は更に彼女の腰を抱き寄せて、頬を寄せる。
涼「だーめ、僕のモノなんだから」
そして、僕をこんなにも変えてくれる女性になってれる未来も。
「スタンバイお願いしまーす！」とスタッフに声を掛けら、4人が顔を見合わせる。
龍「じゃ、行きますか」
玲「おう」
涼「うん」
『踊るように、自由に舞おう』
彼女の掛け声が、僕らを��AGEHA�瓩悗畔僂┐討い�。
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夜天(プロフ) - こじゃるさん» ありがとうございます(^ω^) (2020年2月26日 17時) (
レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新頑張ってください。 (2020年2月25日 22時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» お待たせしてしまって申し訳ございませんでした...これからもどうかよろしくお願いします！！！ (2020年2月18日 14時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新待ってました。ありがとうござます！ (2020年2月17日 21時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 華凜さん» コメントありがとうございます！玲於ちゃんのお話は色々考えているので、投稿するまで待って頂ければ幸いです。 (2020年1月6日 19時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年10月18日 14時
