#３３ ページ33
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『お待たせぇ、遅くなってごめんねっ』
実家に迎えに行くと、一目散に玄関へ入ってきた娘た地を抱き締める。
沙希「じぃじとばぁばが遊んでくれたから楽しかったっ」
沙耶「パパね、ママの部屋で寝てるんだよ？」
沙耶が耳打ちしてくれた情報。
それに少し心を痛めながらも、家に上がった。
リビングでは両親が夕飯の用意をしてくれていて、いい匂いと懐かしさで溢れていた。
母「悪いけど、涼太くん起こしてきてもらえる？」
『はーい』
娘を置いて一人2階に上がって久しぶりに自分の部屋に入ると、カーテンも明けたままの街頭の灯りだけが頼りの部屋で夫が眠っていた。
静かに上下する胸の動きが可愛くて、気付かれないようにベッドの傍に座り込む。
『ごめんね、任せっきりで … 』
頬に掛かる髪を指でそっと避けて、そこにキスを落とす。
「 … いつから寝込み襲うって技身に付けたの」
バチッと目が開いて、彼が悪そうに微笑んだ時には遅かった。
『 … っ、ちょっとっ！下でみんな待ってるんだから … っ』
私の両腕を掴み身体を起こして、私の身体をベッドに押さえつけた。
「待ってなかったら … 良かったってこと？」
『そういうことじゃないってば … っ』
しばらくそのまま2人で見つめ合ってると、次第に唇が引き寄せられるように顔をが近づいていく。
このままいけば、もう少しで …
沙耶「パパぁ、起きてぇ！」
沙希「ばぁばが待ってるよぉ！」
階段を一生懸命上がってきながら叫んでる2人の声に、一瞬で身体が離れた。
「はーい、パパ起きたよっ」
何事もなかったかのようにベッドから起きて、娘たちを迎えに行く涼太くんに少しガッカリしている自分がいて、少し恥ずかしくなってくる。
「あ、今日2人ここにお泊りするって」
『へ … ？そ、そうなの？』
「だから、夜は家で2人きりだよ … ？」
それだけ言い残して娘たちを抱き上げて階段を下りて行き、一人暗い部屋に残された私。
『それって … そういうこと … ？』
自分のしたことと、涼太くんが言ったことがマッチしてポンコツな頭でやっと理解が追い付いた。
「ほら、ママも早くっ！」
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こっちはいつまでも�狃�の顔�瓩�ら入れ替わらないのに …
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夜天(プロフ) - こじゃるさん» ありがとうございます(^ω^) (2020年2月26日 17時) (
レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新頑張ってください。 (2020年2月25日 22時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - こじゃるさん» お待たせしてしまって申し訳ございませんでした...これからもどうかよろしくお願いします！！！ (2020年2月18日 14時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
こじゃる(プロフ) - 更新待ってました。ありがとうござます！ (2020年2月17日 21時) (レス) id: 2442b06a12 (このIDを非表示/違反報告)
夜天(プロフ) - 華凜さん» コメントありがとうございます！玲於ちゃんのお話は色々考えているので、投稿するまで待って頂ければ幸いです。 (2020年1月6日 19時) (レス) id: e2489fa5d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夜天 | 作成日時：2019年10月18日 14時
