今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:8,989 hit
小|中|大
★事務所の屋上 ページ17
ヨングクside
ひんやりとするコンクリートの床に寝そべってみた。
空が見えた。
「綺麗な青空が見えるでしょ?」
どこからか?そんな声が聞こえたような気がして、慌てて飛び起きてまわりを見回した。
「ミヨン、お義父さんとお義母さんには会えたか?」
「今度は、俺がお前を幸せにしてやりたかったのに…。」
「遊園地に行ったり、映画を見たり…俺達まだデートもしてないんだぞ。」
「勝手に逝くなんてそんなの反則だろ?」
「…………。」
扉が開いてヒムチャンが入って来た。
「うーん。」とノビをして、「良い天気だな。」と言った。
俺達は並んで空を見上げた。
「ミヨンに報告したか?」
「いや、まだ。」
「俺達B.A.Pの後続曲1004〜チョンサ〜も1位を取ったぞ〜!」とヒムチャンが空に向かって叫んだ。
「ミヨン、喜んでくれるか?」
何処からか、「勿論!!」と言う声がした。
―完―
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
59人がお気に入り
59人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ayu | 作成日時:2015年2月15日 0時