ゆらりゆれる初恋心【JM】 (ページ27)

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Episode 27 ページ27

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「きゃー！！お祭り！！」

「声大きいって、スンア笑」

「みんな騒いでるから大丈夫。イケメンーーー」

いつも少し対応が冷めているからか

今日のスンアは上機嫌に見える。笑

それにしても大きい声でイケメンって叫ぶなんて

せっかく可愛い顔なのに。

「Aはパクくん以外に興味ないもんね〜」

「好きな人だからね。」

「いいな〜私も恋したい」

そういうスンアの手を引いて

かき氷の屋台の前に行った

「好きな人なんていらない！美味しいもの食べて生きて行ければいい！！」

これが、10秒に1回言うことが変わる女

「好きな人がいても美味しいものは食べたいよ」

「それはそうだね。現実から逃げちゃった」

「今日は周りにカップル多いもんね」

「…やっぱりそうだよね。勘違いじゃなかった。」

そう言ってスンアと腕を組んで

これはパクくんだと洗脳した。

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「どうしよう、スンア助けて」

「何よ何よ」

「男の人全員がパクくんに見える現象が起きてる」

「目を覚まして」

もうかれこれ夏期講習以来だから

１ヶ月くらいパクくんに会っていない

「…あーーー、会いたいーーーー」

「…パクくんでは無いけど、いい人に会えたかもよ。」

そう言ってスンアの視線を辿ると

アリンがいた。

「…同中なんだから、今までの話を聞かないとじゃん。」

「そういうこと」

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