ゆらりゆれる初恋心【JM】 (ページ25)

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Episode 25 ページ25

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「へぇー。好きな人が演者をするかもだから、衣装に立候補したんだ？笑」

「…うん、そうなの。」

「可愛い〜、関われたらいいね？」

夏休みになってから、ずっと課題とバイト漬けだったから

パクくんのことを考える時間を作らないようにしていたけど

やっぱり考えると止まらなくなっちゃう。。

「でもAが初恋かー、」

「私もびっくりだよ」

「いいじゃん、楽しい恋になるといいね？」

恋は、楽しむもの

中学の時にユリがずっと言っていた。

好きな人のために可愛くなりたい

ちょっとでも良く見られたい

その気持ちを楽しむのが恋だって。

「…ふふ、いい笑顔。笑」

「そ、そうかな、？」

「うん。それと、文化祭の役割、多分もう決まってると思うよ？委員の人に聞いてみたら？」

「…う、ん、聞いてみる。」

一番はじめの席のときに隣の席だった男の子は

連絡先を持っているし、聞きやすい。

しかも文化祭実行委員だった。

【劇に出る人って、決まった？】

たった、これだけの文章

しかも好きな人に送るわけじゃないのに

急に心臓が早く動く

「…お、送った、」

「ふふ、恋してるじゃん。」

すぐに既読がついて、通知音がなった

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「…どう？」

「っ、、、、」

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