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『…ジミンさん、どうして、』
JM 「名前を呼ばれたら諦められなくなっちゃうから」
『…っ、』
JM 「もう呼ばないで」
私のおでこに熱い熱を残した彼は
私を見つめてそう言った
" 大好き、だった "
優しいお兄ちゃんだと思っていたから
私の思考は追いつかなくて
JM 「…困ったな、そんな顔させちゃうなら、」
『…っ、』
JM 「今の言葉、忘れて」
私が今、どんな顔をしているのかは分からないけど
多分
それよりもっと
ジミンさんの方が辛そうな顔をしてる
JM 「ジョングガには、内緒」
『…ジミ、』
JM 「名前は呼ばない、でしょ」
最後に、私の頬に手を触れて
部屋を出て行った
.
数十秒後に玄関が開く音が聞こえて
急いで心を落ち着かせた
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作者名：あんな | 作成日時：2022年4月10日 16時
