花様年華【TH】 (ページ36)

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花様年華 young forever ページ36

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JM 「そんなに気になる？Aさんのこと」

TH 「ジミナ、」

今日はずっと上の空だったテヒョン

昨日宿舎で会った時は異様にテンションが高かったけど

どっちもAさんが絡んでいるんだろうなと予想する

TH 「俺、分かりやすかった？」

JM 「どうだろ、俺がチングだから分かったのかも」

半分本気、半分冗談で言ったつもりだったけど

否定はしなかったから、やっぱりそうなんだ

俺は少し前に

Aさんが隠れて話をしているのを聞いた事があった

相手は社長で、何かと思って盗み聞きをしてしまった

「前から言っている、" 辞める " という決断は変わらないか？」

「はい、テヒョンさんがいる限りは」

「…テヒョンさん、か。公私混同しないのか。」

「バレたら、面倒なので」

いつも冷静で、ジョングガとだけよく話すAさん

美人だけど、近寄り難いなって思ってた

だけど話しかけたら普通に話してくれて

テヒョン以外には笑顔を見せてくれることもあった

そのテヒョンに対する行動だけが疑問に残っていて

その会話で少し解消されかけている気もした

しかも、" 辞める " という言葉がハッキリ聞こえた

おそらく、というか絶対

俺たちのメイクをってことだと思うけど

…決まってんのは、どうしてだろう。

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