呼び出し ページ12
あ「シルク！！！」
ザカオとンダホとモトキが慌ててシルクを止めに行く。
ぺ「シルク、隣のクラスの女子達がAの悪口言ってるの聴こえちゃって、頭にきたらしいんだ･･･それで、Aがびしょびしょになって泣いてたのもあいつらの仕業だって。」
それを聴いたら、無意識に私はシルクのところまで駆け寄って、ザカオ達と一緒にシルクの腕を掴んだ。
シルクは私の顔を見ると、はっと我に返り、「ごめん」と呟いた。
先生「何の騒ぎだ！！！」
先生が2,3人走ってきた。
それから、シルクと蘭ちゃんは先生に呼び出され、4時間目の授業にシルクの姿はなかった。
放課後、シルクはまた私を「送っていってやるよ」っていつもの笑顔で私の帰る準備を待っていてくれた。
駐輪場までシルクに肩を貸してもらって移動して、シルクの自転車の後ろに乗った。
シルクはペダルをぐんっと踏んで「ちょっと寄り道してもいい？」と私に聞いた。
あ「･･･いいよ」
シ「さんきゅ」
シルクは、いつもと違う道路に入っていった。
するとすぐに、河川敷が見えた。
シ「ちょっとここで話そうぜ。」
あ「うん」
シルクは自転車を止めると、また私に肩を貸してくれた。
2人で大きい石に腰をかけた。
シ「あのさ、なんでいじめられたって言ってくれなかったの？」
あ「･･･そしたら迷惑かかるし。」
シ「いつも俺にたらこだのチビだの言ってくるお前が『迷惑かかる』なんて気にすんなよ笑」
あ「･･･だって」
シ「俺が頼りないみてーじゃん。もっと俺の事頼れよ。」
あ「･･･うん。でもさ、そしたらまた今日みたいに･･･」
シ「ははっ笑 別にいいじゃん笑 先生と話し合ったら俺はただ胸ぐら掴んで怒鳴っただけだからそんな怒られなかったし。結局悪いのはあっちなんだよ。あいつ、めちゃくちゃ怒られてた。」
シルク、私のためにあそこまでしてくれたんだ。
あ「そうだね･･･」
シ「･･･元気出せよ。お前じゃないみたい。」
シルクが私の肩をぽんっと叩いた。
やばい、また泣きそう。
あ「･･･っ」
シ「泣きたかったら泣けよ。辛かったら、いつでも話聞いてやるし。」
あ「ｸﾞｽｯ･･･うぅ･･･」
シ「俺がいるからさ。」
あ「･･･うんっ･･･」
___________いつも意地悪なくせにずるいよ
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さくら - コメ2回目です！私アバンティーズ見たことなくって、見てみたらめっさハマりましたぉ♪ (2017年5月10日 23時) (
レス) id: a226722547 (このIDを非表示/違反報告)
大木(プロフ) - さくらさん» ありがとうございます！頑張ります！！ (2017年5月5日 23時) (レス) id: 306262a905 (このIDを非表示/違反報告)
大木(プロフ) - るるるさん» ご理解ありがとうございます(´；ω；｀) (2017年5月5日 23時) (レス) id: 306262a905 (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 私はFischer'sのシルクロードが物凄く大好きで内容も凄くキュンキュンしました！早く次のが見たいので、更新楽しみに待ってます！これからも頑張って下さい！(≧∇≦*)(長文失礼します) (2017年5月5日 23時) (レス) id: a226722547 (このIDを非表示/違反報告)
るるる - 大木さん» 分かりました！！楽しみに待ってますね！頑張ってください！！ (2017年4月28日 23時) (レス) id: 322c105072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大木 | 作成日時：2017年3月19日 2時
