私の幼馴染は。5【吉沢亮】

現地到着 ページ20

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無事に現地に到着。
亮ちゃんなんか早速サングラスかけて楽しむ気満々。




「うひゃ、沖縄だぁ〜！」


『はいはい。先にホテル行こうね』


「同じ部屋だよね」


『うん』




慣れたように沖縄の街を進んでいく亮ちゃん。

そういえばこの人写真集沖縄来てたな、
私は一回来たか来てないか、…来てない気がする。

高校の修学旅行なんて真反対の北海道だぞ。




「亮ちゃんまって、」



慣れないキャリーケースを持ってるからなのか
ゆっくり歩いてくれているはずの亮ちゃんにも追いつけない。

私の声で私がついてきてないことに気がついたのか
楽しそうに笑って私の名前を呼んでる。




『荷物持ってあげたいところだけど俺もあるし』


「うん、大丈夫。慣れてきた」


『片手でも引ける？』


「いけるけど、」


『よし、』




私の手をギュッと握った亮ちゃん。




『これで安心』




…どこまでかっこいいんだよ、この男！！


なんて言えるわけもなく
ドキドキしてることを隠すように
「ありがとう！」と伝えた。




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