誰かタイトル考えてごらん【夏油傑】【呪術廻戦】

アラサーゴリラ。※ ページ32

夏「……A、いい？」


『………………ダメ』


夏「………」




『………ププッ！なんちゃってうっそー！！
言ってみただけだよ…えっちょっ待っ…んむっ！』





傑は少し目を細めるとそのまま私の唇にかぶりついた。
息をする暇も与えない、途切れることの無いキス。


あまりにも苦しくて傑の胸を叩くがその手はあっさりと掴まれてシーツに押さえつけられる。





『ぷはっ…すぐ、んぁっ！？』



離れた一瞬の隙を狙って息を吸うとすぐに舌が侵入してきた。
歯列をなぞり、硬口蓋を舐め上げ、深く深く舌を絡め合う。

あぁ、このキス…本当に頭が可笑しくなりそうだ。





夏「は…っ…A…」

『んん…ぅ…すぐ…う…んふ…』




いつもより執拗に求められる私の舌はもうほとんど感覚が無い。

されるがままに受け入れていると、ふと目元を指でなぞられた。







夏「……ごめん、がっつき過ぎた…泣かないでくれ」

『…へ……？』



私…泣いてたんか？完全に無意識だ。
たぶんこれ、生理的涙ってやつだ。





夏「出張帰りで疲れているのに…ごめんね」

『…んーん、嬉しいよ。がっついてくる傑可愛い』

夏「…だから、可愛いは辞めてって」

『へへ、やーだ！』

夏「もう…」


『………ね、傑』

夏「ん？」


『……早く、続きして？』


夏「っ！！
……せっかく少し落ち着こうと思ってたのに…本当Aは私を煽る天才だよね」


『私は何においても天才だよ』


夏「ハイハイ。
……じゃあ、いただきます」


『はい、召し上がれ。

………ブフッ！！』




夏「……ちょっと、なんで笑うの…ムード…」


『いや…ごめん…自分で言っといてあれなんだけど…召し上がれが面白すぎて…っ！
フゥ…どうぞ気にせず続けて……ブフォッ！』


夏「はぁ………」









結局無理やり黙らされてあっという間にいただかれました。

気絶はしなかったけど何回したか分かんなくなるくらいしました。



スッキリした顔して寝やがって！！
この体力オバケ！！特級クズ変態ロン毛怨霊！！アラサーゴリラ！！！



………アラサーゴリラは私もだったわ。辞めよ。

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