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カラ子side
最初はイケメンでカッコイイ人達だと思った。
けど、そのイメージは今ガラスの瓶の様な物で叩き割られた。
イカれてる。
その一言につきる。本当に、その一言しか出てこない。
この子達の過去に何があったのかは分からない。
けど、あの人達の過去にあった出来事は思い出じゃすまないほど深くて、暗くて、恐ろしかったことなのだろう。
じゃなきゃ普通の人はあそこまで狂わない。そう思った。
おそ「おし!!じゃあ飲み物買って来て?❤」
「え?」
『俺炭酸♪あとキャンディも買って♡』
チョロ「じゃあ僕麦茶とおにぎり。」
帝「アタシペロペロキャンディ〜!!!あとチョコチョコも!!」
「え、あ…」
おそ「分かったか?」
「……はい…」
おそ「行ってらっしゃ〜い♪」
『ふっ、自分の金を使わずに済んだぜ…』
帝「次彼奴の金で焼肉行こう!!」
チョロ「お、良いね!嫌って言ったらまた潰せばいいし」
おそ「いや〜人の金で食う焼肉は絶対美味いだろ〜な〜♪」
さっきの空気が嘘の様に明るく浄化された。
前言撤回、多分コイツらは全員クズでクソだ。
イカれてるなんてレベルじゃ無かった……深く考え過ぎた事に少しだけ後悔を覚えた。
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作者名:オレンジゼリー/ミカン | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1661fb072d7/
作成日時:2021年5月23日 1時