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第8Q:宣戦布告 ページ10

黄瀬「そもそもらしくねぇっすよ!
勝つことが全てだったじゃん!なんでもっと強いところ行かなんスか!?」




__「勝者は全て肯定され、敗者は全て否定される」




誰かの言葉を思い出す。
その恐ろしい瞳に見つめられたような気がして
天神は僅かに身震いした。



『(あんな人·····知らない·····)』

天神が過去に気を取られている間に
すっと心に入った言葉があった。




黒子「火神くんと約束しました。
君たちを…“キセキの世代”を倒すと!」



『…!!

テツくん·····』



黄瀬「…やっぱらしくねースよ。
そんな冗談を言うなんて…。」





天神も黒子の言葉には少なからず驚いていた。
熱意がある人だとは思っていたが、そこまで宣言するとは想像もしてなかった。



火神「(これが“キセキの世代”
…マジすげーわ。ったくなんだよ…
こんなに強いのがあと4人もいんのかよ。)」


火神「黒子。オレのセリフ取るなよ。」


黒子はもう1度、黄瀬と面と向かう



黒子「冗談苦手なのは変わってません、本気です。」


『うちの黄瀬がすみません。』




日向「ああ、いや…」



『練習試合、楽しみにしていますね。
ほら、黄瀬くん帰ろ?』


黄瀬「しょうがないッスね。まぁ、でも俺は諦めないッスよ!」






捨て台詞を残して帰った黄瀬とマネージャーの天神。彼らの登場は誠凛の闘志に火をつけさせた




黒子「それにしても…海常はなかなかの強敵にかるかもしれません」

火神「んなもん。俺があいつをぶっ倒せば済む話だろ。」

黒子「それは、そうなんですけど…」

リコ「あのマネージャーの子ね。」

黒子「はい。」

小金井「あの美人ちゃんのどこが厄介なんだよ。」


選手が強敵とはよくきくが、
マネージャーはサポート役だ。
敵になるとは到底思えなかった。


黒子「天神さんは、カメラアイを持ってるんです。1度見たものは写真を撮ったかのように忘れない。
さっきの火神くんのプレーも完全に覚えてると思いますし、練習を見られていたとすれば、ほかの皆さんのプレーも見ているでしょう。」


リコ「なるほどね。記憶が完璧なら、どんな相手も一変見ちゃえさえすれば戦い方も把握できちゃうってわけね」



黒子「その通りです。」



伊月「コピーといい、記憶といい…かなり厄介だな。」

日向「まぁ、やることは1つ。
あいつらをぶっ倒すだけだろ。
よし、お前ら気合い入れて練習すんぞ!!」



「おお」



来る敵を打ち倒そうと彼らは気合いを入れ直した

第9Q:要らない才能→←第7Q:突然の勝負



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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時

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