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第40Q:好敵手 ページ43

「なんでお前らここに!?!?」

緑間と高尾の登場に誠凛のメンバーは驚く。




緑間は店を変えようと外に出るも大雨。
しぶしぶ店内へと戻る。



高尾「あれ?」


高尾がロックオンしたのは笠松だった。



高尾「もしかして、海常の笠松さん!?」

笠松「なんで知ってんだ?」

高尾「月バスで見たんで!全国でも好PGとして有名人じゃないすか!

ちょっ…うぉ〜同じポジションとして話聞きてーな!ちょっと混ざってもいいっすか?」


「え…?てか正直今、祝勝会的なムードだったけど…!?」

高尾「気にしない、気にしない!さっ笠松さんこっちで!」

笠松「あぁ…いいけど…」


勢いで連れていかれた笠松。代わりに席につかされたのは緑間。
これにより、テーブルに残ったのは
黄瀬、天神、黒子、緑間の元帝光衆と火神…
険悪なムードの席が出来上がってしまった。


「「((あの席パネェ!!!))」」

傍から見れば面白そうな席だった。


リコ「ちょっとちょっと〜超ワクワクするわね!」


笠松「オマエ、これ狙ってたろ…」

高尾「えー?まっさか〜。」


一方、その話題の席では沈黙が続いていた


黒子「とりあえず…なにか頼みませんか?」


『あ…私たちはもう結構食べてるから大丈夫』


黄瀬「オレも今食べてるもんじゃ焼きだけでいいっスわ。」

緑間「よくそんなゲ〇のようなものが食えるのだよ。」

黄瀬「なんでそーゆーこと言うっスか!?!?」



火神「イカ玉豚玉ミックス玉タコ玉豚キムチ玉…」

黄瀬「なんの呪文スか!?」

緑間「頼みすぎなのだよ!!」

黒子「大丈夫です。大我君が全部1人で食べますから!」

黄瀬「ほ、ホントに人間っスか!?」

緑間「胃にブラックホールでもあるのだよ。」

『お腹壊さないでね…』


「…」


そして、また沈黙が流れる。


黄瀬「…緑間っちコゲるっスよ?」

緑間「食べるような気分なはずないだろ。」

黄瀬「負けて悔しいのはわかるっスけど…
ホラ!昨日の敵はなんとやらっス!」

緑間「負かされたのはついさっきなのだよ!
むしろ、オマエがヘラヘラ同席している方が理解に苦しむのだよ。1度負けた相手だろう?」


黄瀬「…そりゃあ、当然リベンジするっスよインターハイの舞台でね。次は負けねぇっスよ。」

火神「ハッ、望むところだよ。」


そんなふたりの顔はいがみ合うというよりはむしろ
楽しそうだった。


『(…黄瀬くん、楽しそう····)』


その姿が天神には何より嬉しいものだった。

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作者名:水無瀬。 | 作成日時:2020年1月3日 15時

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