7つ目のキセキ second 【黒バス】

第45Ｑ：審判の目 ページ19

高々と上げられたボールに
木吉も久遠も触れたタイミングは一緒であった
あとは力の勝負だ。









_________【審判の目(レフェリー・アイ)】









2人の体制、ボールの向き、手の位置…。

細かな情報からAは、
ボールがやってくる位置を探り当てる。









火神「あいつ…？」




黒子｢火神くん、走ってください。｣









木吉「おおおおおお」









_ﾊﾞｼｯ





久遠と木吉の戦いを制したのは木吉だった。








木吉が弾き出したボールを受けようとする
日向の先には 位置を探り当てたAが
走り込み、立っていた。






日向「何！？」





『言ったろ。全て視えてるって』








_シュ









ボールを手におさめて、
一気にフリーだった瀬沼へ
ボールを回し投げてパスを繋げる橙野









ボールは真っ直ぐ瀬沼に届く









_ﾊﾞｼｯ








はずが、突如 変にカーブをし、
ボールは火神の手の中におさまった








この不可解な現象を彼はよく知っていた





『テツヤ…』





黒子「そう簡単にはいかせません…火神くん！」






火神「さんきゅ」






_ﾀﾞﾑﾀﾞﾑ






久遠「なっ、いつの間に…!!」






気づけば、ボールはゴール下にいる火神へ。








火神「おりゃあ!!!」






一気にダンクでボールをゴールに押しこんでく。









__ﾊﾞｼｯ









火神 「なっ、橙野…!!お前さっきまで」









_ﾀﾞﾝﾀﾞﾝﾀﾞﾝ









__ﾋﾟｯ








「黒、アウトオブバウンズ」

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