傷が13箇所 ページ13
『あ…だ、大丈夫です。ごめんなさい、廊下の真ん中で…』
私はその人の気に触らない様
弱腰だが丁寧に話す。
…少し鶴さ…鶴丸さんがトラウマになりつつあるのかもしれない。
「いや、気にするな…寧ろこんな写しに話しかけられてさぞかし腹が立っただろう。」
『う、写し…？』
「お前もどうせ写しには興味がないんだろう。」
湿度が高い。
卑屈を極めた様なその人に
なんて声を掛けるべきか
卑屈人マスターブックとか無かっただろうか
悩んでいると卑屈さんは口を開く。
「顔色が悪いな…。お前、先日来ていた見習いだろ。話は聞いている。
刀剣男士が少なくて済まないな、こんなところだが学べる所は学んでくれ。」
こんなところに学べる所なんてあればいいが、と溜息を零す。
『ありがとうございます…？
のうわっつ』
体が宙に浮く。
何事かと思ったがすぐに分かった。
『降ろしてください…
えっと…』
「山姥切国広だ。」
『降ろしてください山姥切さん…。』
「具合が悪いならどこかで休んだ方がいい。」
そう言ってスタスタと歩き始める山姥切さん
「(…綺麗な顔立ち…。)」
正面からだと見えずらかった顔が
したからだと良く見える。
じっと見ていると視線に気づいたのか
顔を真っ赤にさせて
「あ、あんまり見るな…！」
と、私を抱えているため隠したくても
隠せないみたいだけど。
『意外と可愛いんですね…
声をかけられたのが山姥切さんで良かった。』
「可愛いとか、言うな。」
『ふふ…はーい…』
「わ、笑うな！」
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swordANDsnow(プロフ) - ふとこの作品を思い出して読み返していたら続きが出来ていて思わずコメントさせて頂いてます。続編もとても面白かったです！素敵な作品をありがとうございました！ (2021年2月18日 0時) (
レス) id: fdeff6bc25 (このIDを非表示/違反報告)
そら猫(プロフ) - トゥクルカさん» 尊敬！？…に応えられるよう完結まで走ります！呼びやすかったですか笑それじゃあお任せします！（丸投げ） (2019年3月17日 22時) (レス) id: f5d23f9547 (このIDを非表示/違反報告)
トゥクルカ(プロフ) - そら猫さん» おお、そんなに経つのですね…！皆さんお忙しいと思われるので時間の感覚が…なんて笑 最後まで見届けますので！あと姫様って呼びやすくて(失礼)…尊敬に値するので姫様ですっ（´-`） (2019年3月12日 0時) (レス) id: 77391b8609 (このIDを非表示/違反報告)
そら猫(プロフ) - トゥクルカさん» 一年ぶりですすす！？まだ見てくれるとは…！！めっちゃ嬉しいです！お久しぶりです！またよろしくお願いします！様なんて勿体無いのでつけなくていいですよ！笑 (2019年3月11日 16時) (レス) id: f5d23f9547 (このIDを非表示/違反報告)
トゥクルカ(プロフ) - ひめ゛さま゛ッッ(号泣)おかえりなさい！通知来てて飛び跳ねましたぞ()！ (2019年2月28日 1時) (レス) id: 77391b8609 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：姫猫改めそら猫 x他1人 | 作成日時：2017年11月17日 21時
