歴史遡行軍と同居しています【刀剣乱舞】

歴史修正主義者18人目 ページ20

『今日は打ち上げだから、
帰るの遅くなるね。』

「了解。何時頃だい？」

『うーん…電車もあるから
九時半くらいには帰ってくると思うよ。』

「わかったよ。行ってらっしゃい！」

『行ってきます！』


家を出る。
今日は昨日の文化祭の打ち上げだ。
本当は昨日やる予定だったのだが
みんな体力の限界で
今日になったのだ

祭り事は疲れるらしい。


でも一日経っても
疲れは溜まっているらしく
授業では寝てる生徒がいつもより
多かった。




打ち上げは近所の食べ放題で


質より量と言わんばかりの料理だった。


『みっちゃんのご飯が食べたいなぁ…』

「ベタ惚れだな。そんなに美味しいんだ？」

『うわっ…急に話し掛けんでくれ…』

「ごめんごめん、
でもいいなぁ…家事ができる彼氏…」


夢見る友人を横目に
ちまちまと料理を食べる。







解散後
一人の帰路、
仕方の無い事だが、一人は少し怖いなぁ…
としばしば感じる。

コツコツ
と自分の足音が響く





コツコツ


コツコツ


コツコツ


コツコツ

こつこつ














ひやり



















私は焦った。
この道は一通りが少ない。
中々人は通らない


さっきの角を曲がった時から
突如増えた
もう一つの足音。

















後をつけられている感覚。

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