歴史遡行軍と同居しています【刀剣乱舞】

歴史修正主義者2人目 ページ2

家に上げたはいい。



目付きが怖い

私は少し怯えながらも
手当をする。


『はい、これで終わり……と』


最後の絆創膏を貼り終わってそう告げる。
消毒はしみないやつにさせて貰った

しみて殺されたら嫌だ。


ぺこり、とお礼なのか頭を軽く下げる。
少し可愛らしいなとか
思ったり思わなかったり


まずはこの人の事を知りたい
好奇心から
コミュニケーションが取りたいと思ってしまう。

『私はA、普通の高校生です。

貴方の事は通報しないんで安心してください。

貴方の名前は？』

私はこの人の返事を待つ

しかし一向に返事が返ってくる様子はない。
警戒されてるのか…？

『じゃあ質問を変えましょう。


…貴方は人間ですか？』

今度は直ぐに返ってきた

首を横に振る人
いきなり人外だった事に驚く。

このまま質問したら答えてくれるだろうか

『じゃあ指差しでいいので
答えてください。貴方の性別は？』

そこら辺にあったチラシの裏側に
女、男と離して書き
彼に見せる


彼は男の方を指さした

見た目コレで女だったら
反応に困りそうだ。

『では、字書けます？
書けたら
貴方の事はなんて呼べば良いですか？』


彼はペンを受け取る
すらすらと字を書いていく


そこに書いてあったのは

"みっちゃん"

の文字




















…家族にでも呼ばれていたのだろうか。

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