消えた少女は【完結】

34.病み期 ページ36

まぁそれから程なくして夏油病み期に突入したわ()

夢で五条が言ってた通り。


…あれもしかして何かの未来予知的な？とか思ったよ？
ほらラノベとかによくあんじゃん、唐突に主人公能力に目覚めるやつ。

でもあれは夢じゃないと思うんだ。

だってあんなに色々したんだよ？

宿儺の指食べた子見たし、おにぎりの具材しか喋んないやつとか髪の毛がほんとにとさか？ウニ？みたいな子とかさ。まぁあんまりかかわれなかったけどななみんだって多分今のまま成長すれば、あぁなるんだろうなって風貌だったし




「…瀬良はどう思う？非術師はクソだと思わないか？」

『何言ってんの？非術師も術師も人間じゃん。同じタンパク質で同じ肉塊だよ？』

「そういうことじゃないんだけど」

『じゃあどういうことなんだよ』

「私は術師だけの世界を作りたい」

『具体的な案は？』

「非術師を全員殺 す」

『…お前まじ何言ってんの？そんなことしたら世界滅亡じゃん…』

「非術師は猿以下なんだ！！」

『夏油！！今着てるものはその夏油の言う猿が作ったものだぞ！！』

「……」

『おい、無言で服脱ごうとするな私純白のJKだからｯ…！！』









『まぁとりあえずさ、ストレス溜まってんなら五条と殴り合いでもしてきたら？あとは牛乳飲んで任務サボってみんなで遊び行こ。ね？』

「…あぁ。相談出来て良かった。…今度なにか奢るよ」

『肉食べたい』

「わかった」






説得するのに1時間！！
おい。時間返せ。てか、非術師皆殺 しにしても術師だけの世界作ったところで総人口何人だよ。

てかほぼみんな同じ家系とかDNAぶっ壊れるぞ。

いとこ同士とかで結婚して子供作りまくったら色々免疫が弱くなったり手足の長さが変わってきたり性格とか歪んでくるって昔図書館で見た記憶が…
それで最終的にその一族は亡びる



そんなん嫌じゃん()









『…という訳だ。今度どっか遊び行こう』

「へ〜任務以外外で4人で出かけるの結構久しぶりじゃね？」

「そんなに傑闇抱えてたのか…」

『めちゃくちゃ頑張って説得した。とりあえず行く場所は五条に任せるわ』

「よっしゃ考えとく」

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