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心臓が止まる ページ5

夏油傑




あの日は本当に驚いた

真人と会って帰ってきたら私の家の前で彼女が倒れているのだから


心臓が止まるかとおもった…


彼女を抱いて私の部屋で介抱しようとドアを開けた時玄関の隙間から黒猫が私の部屋へ上がってきた


…首に鈴をつけてるところを見ると誰かの飼い猫か?

Aをベッドに寝かせ猫を外へ出そうとしたが猫がAから離れない
…いや、彼女の頭の横に座っている

まるでAを守るように

確かに前猫を飼っていると言っていたっけ…


彼女は本当にうっすらとメイクをしている

辺に着飾ることも無い彼女は美しい



…昔化粧したまま寝ると肌が荒れると聞いた
勝手に落とすのもどうかと思ったが荒れるよりマシだと思い近くのコンビニまで買いに外に出た

ついでにあの猫の餌も買っておこう

どれがいいのかなんて分からず店員に聞たがAの肌に合うだろうか…







急ぎ足で家へ帰りベッドルームへ直行した

…まだ猫はさっきと変わらず頭の横にいる









彼女は3日目でやっと目を覚ました。

リビングにいた私は誰かの話し声で目が覚めた


…電話でもしているのだろうか

彼女が誰かと話している、いや相手の声は聞こえない




…猫と会話しているのか?
動物を飼っているので人はよくコミュニケーションをとると聞いたことがある。
あの黒猫はやはり彼女の猫だったらしい



部屋に入ろうとドアに手をかけたが会話が飼い主とペットでは無い

…はっきりは聞こえなかったが



推測するにあの黒猫は呪霊ではないがきっとAを守るような存在なんだろう



その後部屋へはいるとやっぱり猫と戯れていた

その光景を見るだけでとても幸せになる気がした…

自分のベッドの上で好いてる人が動物と戯れているだなんて可愛いという言葉以外に何が似合うと言うんだ








私は今軽いお粥を作り彼女へ持って行っている
彼女は今も猫と戯れているだろう

お粥→←百鬼家



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せつな(プロフ) - この作品大好きです!これからも更新頑張ってください!応援してます (2021年1月23日 16時) (レス) id: 1e50b81d3c (このIDを非表示/違反報告)
心羽(プロフ) - 続編おめでとうございます!無理せずに程よく頑張ってください! (2021年1月11日 1時) (レス) id: b877c47f80 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:来世はジンの髪の毛 | 作成日時:2021年1月11日 1時

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