次の任務米花町だって

忘れてた約束 ページ8

『ねぇ、悟あの子供どうしたの』

「いや、昔……高専の時あった子供と似てるんだよ……まぁ10年くらい前だからそんなはずはないと思うんだけどさ」

「そんな人が成長しないわけないんだから」

『そうそう。血縁者とかじゃないの？』

「そんなものかな……」









『あ、やっべ私この後理子ちゃんと買い物行くんだった』

「まだ連絡とってたのかい？」

『まぁね。美里ちゃんの誕生日が近いからって』

「あぁ…黒井さんのね。……なるほどAなら安心して理子ちゃん任せられるからってことか」

『そういうこと。私も美里ちゃんにあげたいし私とならバレずに理子ちゃんも買えるでしょ』

「僕もなんか買おうかな〜」

「黒井さんにはお世話になってるからね」

『私は服にする予定だから被らないように頼む』

「了解」

「わかったよ」


理子ちゃんと美里ちゃんとは傑と悟のあの任務からよく連絡とってたんだよ

最近は理子ちゃん教員免許とるため大学行ってるんだって……偉いよ……
私たち3人は決まったように高専の先生(教員免許なし)になったけどちゃんと勉強してるんだからな……


「それで……約束の時間は何時なんだい？」

『えっと…あと一時間後に東都デパートだよ』

「ここからどれくらいかかるの？」

『あ〜そんなかからないよ。途中服買って行く予定』


流石にこの任務後の足元少し汚れたままじゃ理子ちゃんには会えないでしょ？

今気づいたけど裾少し破れてるしね


「僕も一緒に買いに行こうかな〜」

『え、普通女の子同士の楽しい時間邪魔しに来る？』

「そうだよ悟。悟は私と今からAとは別に買いに行こうか」

「……どこに？」

「東都デパート」

『なぜ同じところを選ぶ…』

可愛い大学生→←その言葉の意味は

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す