次の任務米花町だって

予想だにしない未来 ページ50

あの博士の家に行ってから何日か経ちました

ごめん、悟の開催する飲み会には行けません。
いま、宮城県にいます。いや、宮城に居なくても悟開催の飲み会には行けませんけど。
私は今任務に来ています。……とまぁ、こんな茶番は置いときましょう。

今回私に来た任務は疱瘡婆の件
普通に書類だけじゃ読めないですよ
どこぞの婆さんかと思ったわ。

ステータスをいじくるだけの私に何が出来るのかと思いますよね。
これでも随分高専時代鍛えられたので……
と言いましても素手では私戦えないんです。そりゃそうでしょう
私が使用する呪具は大幣

簡単に見た目を言うとあの神主がお祓いの時に使うやつね
棒にフサフサ紙がついてるやつ

確かに遊雲や刀に比べ殺傷出来なそうに見えるけどこれが結構いいの

ほら元々の用途が人を攻撃する刀やヌンチャクみたいなやつとは違ってこれは元から祓う時に使われていたもの

使う人の呪力量によって級が変動する特殊な呪具


使い方は簡単！ゆっくり呪具に呪力を乗せあとは舞うだけ
紙のバサバサという音で1級下の呪霊まではなんの問題もなく祓える…と言いたいとこだけどめんどくさい事に決まった舞い方がある。それに完璧に祓うんじゃなくて封印…いやなんて言うかな物の中に閉じ込めるという感じかな…小瓶とか缶とかにね

等級が同等なら術式で級を下げればいいだけ









だいぶ傷を負ったが疱瘡婆を無事…かは分からないけどメガネケースに閉じ込めることができた

何故メガネケース？うん。いい質問だね。持ってきてた小瓶割られた。
だって上から岩降ってくるのは聞いてませんから

で、他に入れられるものがそれくらいだったって訳

なんて1人でため息ついてるうちにポケットに入れてた電話が震えてる


『もしもし？』

「あ、神内先生。一応五条先生に連絡したんですが…近くに居られるとの事だったんで」

『そっか恵は回収の方ね…どうかした？』

「事前に連絡を受けていた場所に例の物がありませんでした」

『そう…分かった。今から向かえば夕方にはそっちに着くだろうから…捜索を続けてて』

「わかりました。俺は杉沢第三高校にいます」

『了解。じゃあ後でね』









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コメントありがとうございますm(*_ _)m
まだ呼び名直ってないところがあると思いますが教えていただけると幸いです

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