芽衣ちゃんの双子の妹も明治時代にタイムスリップしたらしいです！【明治東亰恋伽】

八話デース☆ ページ11

鴎「う〜ん……、まだちょっと解せない所もあるが今回は許そう。次やったら……分かってるね？」

怖っ、すんごい怖っ

次やったら説教コースやん！

『ハイワカリマシタ』ｶﾀｶﾀｶﾀ

鴎「春草もだよ。そこは無理矢理にでも着いていかないと今回みたいになってしまうからね。」

春「はぁ……分かりました……」

鴎「では、夕餉にしよう！」

意外とすんなり終わったな……

私達は食堂へ向かった

食堂に着くと……とても美味しそうなご飯が並んでいた

『おぉ〜、美味しそう！』

めっちゃうまそ

芽「もぉ〜、凄い待ったよ〜」

と、よだれを垂らしながら言う芽衣

『ごめんごめん』

と、よだれを垂らしながら言う私

芽「いただきまーす！！」

私もすぐに席にすわって、

『いただきまーす！！！！』

と言いばくばくご飯を食べていく

春「わ、凄いね、ご飯食べる勢い」

鴎「はっはっは、姉妹そろって美味しそうに食べるね」

と、呆れながら言う春草さんと、笑いながら楽しそうに言う鴎外さん

『ふぅー、美味しかった』

芽「ねー」

春「速っ」

はい、食べ終わりました

タイムは4分56秒1142です←

ま、それで皆が食べ終わった頃に言い出したですよ

鴎「そうだ、Aの歓迎会をやっていないではないか！」

『そんな大袈裟なことしなくていいですよ』

鴎「今から僕の好物をお前達に振る舞うからちょっと待っててくれたまえ」

芽衣と春草さんの顔が青ざめていく

あ、これやばいやつやん

オワタ＼(^o^)／

とか、思ってたら鴎外さんが戻ってきた

お盆の上にはご飯をよそった茶碗４つと饅頭一つと急須がのっている

鴎外さんは饅頭を４つに割り始めた

そしてそれを茶碗に一つずつ入れていく

そして鴎外さんはご飯と饅頭がのった茶碗にお茶を入れ始めた

は？

お茶を入れ始めた！？

『ちょっ、鴎外さん待ってクレメンス！！』

鴎「ん？どうしたんだい？」

『そんなことやったら饅頭がふやけちゃいます！！』

とか言ってたら鴎外さんが私の目の前にお茶を注いだ茶碗をどかっとおいた

そして、他の茶碗にもお茶を入れて芽衣や春草さんの前に置いていく

鴎「これが、僕の好物饅頭茶漬けだよ。さあ、召し上がれ」

え……これを

目の前の茶碗は饅頭のあんこがお茶で溶けお茶の色が季節外れのプールの色になっている

恐る恐る食べて見ると

『うっ』

不味い、だけど思ったより美味しかった

芽衣は頑張って私と同じ様にもぐもぐ食べている

春草さんはと言うと鴎外さんに無理矢理食べさせられていた

何このカオス空間

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