差は埋まらない TK ページ37
ノンリアルTK 交際済み。年齢操作あり。
Kiくんは実年齢。TくんはKiくんより一回り年下。
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Tside
革靴を座って脱いでいると、頭上からおかえりと聞こえて振り向く。
残りを雑に脱いで、ただいまって抱きついた。
「みつー疲れたよー」
「ハイハイお疲れ」
「急に残業なったの。もうお腹ぺこぺこだし、体へとへとー」
脱力する俺を受け止めながら、偉いねって背中をポンポンされる。あしらわれてるだけな気もするが、俺はこれで癒されるんだから別にいい。
「腹減ってんなら先食べる？」
「うん！え、出来てんじゃん」
俺らが2人で住む家は、玄関と台所が繋がっている。
靴を脱ぎ少し入ればご飯が用意されていることがすぐ分かった。
「くおーぜ」
「待っててくれたの？！」
別に当たり前かのように、そうだけどと言ってしまうミツのそんなところが俺は大好きだ。
出会いは学校。
当時俺とミツは生徒と顧問だった。…と言っても、ゲーム部ね。
小さな部活にも顧問は一応いるもので、まだまだ新人だったミツはそんな小さな部活の顧問をしていた。
まぁ、ゲーム好きが集まってるだけの部活で、顧問がしてたことって部屋の管理とかだけだけど。そこで仲良くなった。
いつしかゲームじゃなくてミツ目的で部室を借りていた。
友達の少なかった俺は、ミツと友達のようによく雑談をした。
それがどう曲ったのか、恋愛として好きになってた。
思い切って卒業式に告白して呆気なく振られたが、連絡先は何とかもらって追いかけ続けた。
そして社会人になる年、就職祝いに付き合ってもらうことができた。
嬉しくってミツの家に入り浸っていた当時、荷物が溜まってきたから一旦帰ると告げると、じゃあ住めばいいじゃんと提案したのはミツの方だった。
それはそれは舞い上がって、今はもう同棲3年目だ。
「2人で食べたらおいしいね〜」
「そうねー」
今だに生徒と先生の関係が抜けてないんじゃないかと思う時もあるけれど、まぁそもそも一回りも年が違うから仕方ない。
俺は存分に甘えさせてもらっているし、なんだかんだミツはそんな俺に甘々だ。
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ちび(プロフ) - めっちゃ良いですね、藤北、から検索で来ました、ツイッターもリクエストさせてもらいました⚪︎何気ない藤北、めっちゃ好きなんです、ドラマのは私も妄想してたんでめっちゃ読んでてニヤニヤしちゃいましたわ🤭素晴らしいですね (2023年3月16日 13時) (
レス) @page33 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻弓 想
| 作成日時：2023年1月15日 21時
