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Tside


「お前なんであんなこと聞くんだよ!」


小声でそう言いながら、ニカが千ちゃんをぶっ叩く。

あの話はミツの「あ?」だけで終わり、
凍った空気のまま収録を迎え、今終わったところ。


「別れてんじゃない?さすがに」

そう言いながら、ニカ千の間に入った。

怒ってたニカの方が先に 「やっぱそう思う?」と食い気味に言う。


「付き合った報告してくれたなら別れたって言ってくれても良くない?」

「自然消滅?」

「学生じゃないんだから」

「どっちにしろあの2人がってほんと不思議。
イチャイチャしてるの想像できる?」

「…いや〜」


なんて。
俺たちこそ学生のように盛り上がった。


そこへ。


「1ヶ月前くらいに惚気聞かされたばっかだから〜
別れてないと思うけどな〜」

と後ろから声が聞こえた。ワタの声だ。


そうだ。ガヤと仲良いから...と思って3人で振り返ると

「え」 と声を出す。

そこには、ガヤもいたのだ。


呆れた顔で
「ハイハイ。別れてませんよー」とガヤが言った。


「ミツって甘える?」

「いや全然」

「どれくらい会ってる?」

「忙しいからそんな」


もう耐えきれないのか質問攻めをする千ちゃんを
ガヤは適当に流していた。


「死んでも想像付かないけど、
もう熟年夫婦のような感じなんだね」

と言ってみると、そうかもとガヤは笑った。

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ちび(プロフ) - めっちゃ良いですね、藤北、から検索で来ました、ツイッターもリクエストさせてもらいました⚪︎何気ない藤北、めっちゃ好きなんです、ドラマのは私も妄想してたんでめっちゃ読んでてニヤニヤしちゃいましたわ🤭素晴らしいですね (2023年3月16日 13時) (レス) @page33 id: ff59837987 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻弓 想 | 作成日時:2023年1月15日 21時

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