最終話 ページ26
星海「…あ"〜〜!もうっ!んじゃ!ハッキリ言ってやるよ!
お前が好きだ!ちっせえ時からな!」
突然の告白にさらに固まる。
星海「今までは離れてたからなんとも言えねえが、これからは覚悟しとけよ!!
絶対、宮達に負けねえからな!」
その言葉にもう一度固まり、石化した彼女が恐る恐る問う。
『宮達…?とは…どう言う意味で…?』
目をパチクリさせる彼女の肩を掴んだのは、誰だったのか。
『…!?』
振り向きざまに唇を奪って、ペロリと舌を舐める。
星海「ああ"!お前っ…!何して…!!」
侑「俺、邪魔せえへんとは言ってへんけど?」
『ああああ、ああ、侑く!??!』
顔を真っ赤にして口を手で覆っているAにしてやったり顔の侑。
それを睨みつけながら校舎裏から現れたのは佐久早だった。
星海「おまっ…!お前もいたのかよ!」
佐久早「全部聞いてたし。
つか、その汚え口に殺菌スプレーかけるぞ」
侑「嫌やな〜。嫉妬は見苦しいで佐久早クン」
『あ、え、あの…』
今、戦いの火蓋が切って落とされた。
「「「覚悟しろA」」」
部活に恋愛。
青春が詰まったこの時代に、彼女達は青い春を駆け抜ける。
もちろん、あなたに拒否権は存在しない。
ーENDー
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作者名:さくさくぱんだ | 作成日時:2020年6月1日 13時