Q 魔法の世界で生き抜くためには？【2j3j】 (ページ5)

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私は激怒した。それそれは激怒した。
何故なら、自由を奪われたから。

"生徒会寮"ということは、生徒会のメンバーの人達も居るわけで…気を遣って過ごさなければいけない。

つまり…好きな時間に筋トレが出来なくなるということ。

とんだ拷問だ！！撤回しろ！！私に死ねと言いたいのか！？と学園長の胸ぐらを掴んで揺らして、私は訴えた。

しかし、それを顔面偏差値カンスト男集団改め、"生徒会メンバー"に止められた。…魔法で。そして、そのまま学園長室から引き摺り出された。なんか、最後に頭深く下げて謝ってた人いたけど謝んなくてよくね？おじいちゃんが悪くね？

「……Aさん、だったかな？」

『…Aさんですよ』

「…１つ言っておくね。僕達、生徒会は君が入るのをよく思ってないし、歓迎もしていない。だから、必要最低限以上は関わって来ないでね。」

そう言って、ミルクティーのような髪色をした人は私に笑顔を向けた。…威圧が凄いと思った。「深く関わってくるな」と言いたげな笑顔の威圧が凄いと思った。

そして、それは他の人達も同様だった。

ただ、ミルクティーの髪色をした人と違う点があるとすれば笑顔を作らず、ただただ冷めた目線で私を見ているぐらい。言うて、対して変わらない。「深く関わってくるな」という目線には変わりない。

『ん、把握！じゃ、私は荷造りがありますんで。また』

ま、私には関係ないけど！だって、私が生徒会に入ったのこの人達と関わる為じゃなくて、まだ見ぬ報酬の為だし！だから、私はその意思を尊重しようではないか。思いやりってやつよね〜大事大事。

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『部屋よし、器具の配置場所よし……完成！』

あの後直ぐに自分の寮部屋に向かって、荷造りをしようとしたところ私の部屋にはもう何もなかった。私は最初、盗まれた！？と思い、絶望しかけたがおじいちゃんから「部屋の荷物はもう生徒会寮に運び終わっとるぞい」と連絡が来ていたので私は「殺意^ ^」とだけ返しておいた。ま、そこから連絡返ってこなくなったけど。

で、足早に生徒会寮に向かって、自分の部屋の位置を確認してからその扉を開けたら段ボールが３つ、素朴な部屋に積まれてあって…って感じで今に至る。

配置とかに時間が掛かったのは前の部屋より広かったからである。ま、部屋広くなんのは嬉しいからいいけど！